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高血圧症治療薬。
降圧剤を作用機序別に分けた分類のうちの中の一つ。比較的新しい。
ACE阻害薬の副作用である咳は、このアンジオテンシンⅡ受容体ブロッカー(以下、ARB)では起きないとされる。
高血圧治療で処方する薬の最有力候補は、これを記している2011(平成23)年現在、ARBであることが多い。ARBが登場するまでは、主にCa拮抗薬が第一選択薬であった。
ARBやACE阻害薬、Ca拮抗薬以外の降圧剤として、利尿薬・α遮断薬・β遮断薬がある。すべてに得手不得手とクセがあるため、持病や他の加療状況等によっては、必ずしも新しい本剤が処方されるとは限らない。
今のところ、ARBは成分の異なる5種類のバリエーションがある。
ARBの種類により、用法用量は異なる。以下は、代表的なARBについて、高血圧症適応の場合の用法用量である。
成分(一般名)に、薬品例とそのメーカーを併記する。
いずれのARBも、最低24時間は作用が持続するとされる。
処方せん医薬品
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