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オペアンプ

辞書:科学用語の基礎知識 電子部品編 (NELECP)
読み:オペアンプ
外語:OPamp: Operational Amplifier 英語
品詞:名詞
2005/05/31 作成
2007/08/01 更新

演算増幅器。アナログICの一種で、アナログ信号処理用のICではもっとも代表的なもの。OPアンプとも書かれる。

目次

これは増幅回路をIC化したもので、複数のトランジスタを組み合わせて数万〜数百万倍もの増幅率を持つよう設計されている。

色々な使い方があるが、単に信号増幅に使った場合、2本の抵抗で正確に増幅率を設定でき、0Hz〜100kHz前後まではほぼ完全にフラットな周波数特性が得られる。IC自体は数万〜数百万倍もの増幅率を持っているが、増幅率を上げると動作の精度が下がってくるため、実際に設定可能な増幅率は1,000倍程度が限度となる。

例えば、反転増幅回路非反転増幅回路電圧フォロア回路といった使い方がある。

現在のようなディジタル式コンピューターの性能がまだ低かった頃、増幅の働きと負帰還という理論を利用し、アナログ回路で関数計算などの科学技術計算を行なう「アナログコンピューター」というものが存在した。

オペアンプは、その基本構成要素となっていたものである。そのため日本語では演算増幅器という。

当時の多くの機器と同様、このコンピューターも真空管で構成されていたが、集積回路技術の進歩により一つのICになり、やがて部品感覚で利用されるようになった。

個別の部品で回路を組むより部品点数が少ないため故障しにくい、簡単に実用的な性能が得られる、アナログ信号のままで比較的複雑な信号処理が可能で、ほぼ理論通りの結果が得られるなど、多くの利点がある。このため、今でもオーディオ帯域程度までの小信号増幅は、殆どがこれで行なわれている。

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