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オランウータン

辞書:科学用語の基礎知識 生物名・動物編 (BBNA)
読み:オランウータン
外語:orang-utan 英語 , orangutang/o エスペラント , Pongo 学名
品詞:名詞
2010/04/15 作成
2012/01/10 更新

ヒト科オランウータン属に属する類人猿の総称。東南アジアにのみ残存する。

分類

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 動物界 Animalia
  • 門: 脊索動物門 Chordata
  • 亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
  • 綱: 哺乳綱 Mammalia

    哺乳綱より上の詳細な階層構造は哺乳綱参照

  • 亜綱: 獣亜綱(真獣亜綱) Theria
  • 下綱: 真獣下綱(正獣下綱) Eutheria
  • 上目: 真主齧上目 Euarchontoglires
  • (未階級): 真主獣大目 Euarchonta
  • 目: 霊長目(サル目) Primates
  • 亜目: 真猿亜目 Haplorhini
  • 下目: 狭鼻下目 Catarrhini
  • 上科: ヒト上科 Hominoidea
  • 科: ヒト科 Hominidae
  • 亜科: オランウータン亜科 Ponginae
  • 属: オランウータン属 Pongo

下位分類(種)

ボルネオオランウータンには亜種が認められている。亜種の和名は非公式で、ここで暫定的に命名したもの。

  • スマトラオランウータン Pongo abelii
  • ボルネオオランウータン Pongo pygmaeus
    • 北西ボルネオオランウータン Pongo pygmaeus pygmaeus
    • 北東ボルネオオランウータン Pongo pygmaeus morio
    • 中央ボルネオオランウータン Pongo pygmaeus wurmbii

スマトラ島の野生オランウータンは北部から中央部までで、南部にはいない。

起源

ヒトの系統から、およそ1500万年前に分岐した。

名前

オランウータンはマレー語で「森(hutan)の人(orang)」に由来する。

和名では「ショウジョウ」といい、これは支那の伝説上の動物「猩猩」に由来する。

生態

木登りを得意とし、ほぼ完全な樹上生活動物で、主に果実などを食べる。他に、樹皮や蟻などを食べることも確認されているが、肉食はしない。

オスはメスと比較し、かなり大きい。また腕が脚の倍ほどの長さがある。

絶滅危惧

かつては東南アジア全域に生息していたとみられているが、森林破壊で食料となる果実が失われたり、また密猟により生息域は80%以上減少し、現在は次の場所にのみ生息する。

  • ボルネオ島(カリマンタン)
  • スマトラ島

ボルネオオランウータンは「絶滅危惧種」(IUCN 3.1 EN)、スマトラオランウータンはより深刻な「危機的絶滅危惧種」(IUCN 3.1 CR)に指定されていて、いずれも「ワシントン条約附属書I」に記載されている。

しかしながら、森林破壊や違法な密猟は今も後を絶たず、そう遠くない将来に絶滅するだろうと言われている。

用語の所属
類人猿

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