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ドーパミン

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・生体物質編 (NSUBNBL)
読み:ドーパミン
外語:Dopamine 英語
品詞:名詞
2016/02/10 更新

生物の情報伝達物質の一つ。モノアミン神経伝達物質に属する神経伝達物質の一つで、アミン類カテコールアミンに属する。名前を伸ばさずドパミンと呼ぶこともある。

ドーパミン

  • 組成式: C8H11NO2
  • 分子量: 153.20
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 51-61-6
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 官報公示整理番号(化審法番号): (登録なし)
  • 化学名:
    • 4-(Aminoethyl)pyrocatechol
    • 3,4-Dihydroxyphenethylamine

ドーパミン
ドーパミン

  • 外観: (未確認)
  • 溶解性: (未確認)

臭化水素酸塩

  • 組成式: C8H11NO2·HBr
  • 分子量: 234.12
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: 210℃〜214℃
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 645-31-8
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 官報公示整理番号(化審法番号): (登録なし)
  • 化学名:
    • 3,4-Dihydroxyphenethylamine Hydrobromide

ドーパミン臭化水素酸塩
ドーパミン臭化水素酸塩

  • 外観: (未確認)
  • 溶解性: (未確認)

塩酸塩

  • 組成式: C8H11NO2·HCl
  • 分子量: 189.64
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: 241℃〜243℃
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 62-31-7
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 官報公示整理番号(化審法番号): (3)-2870 (塩酸塩)
  • 化学名:
    • 4-(2-Aminoethyl)-1,2-benzenediol Hydrochloride

ドーパミン塩酸塩
ドーパミン塩酸塩

  • 外観: (未確認)
  • 溶解性: (未確認)

誘導体、関連物質の例

ヒトでは、中脳黒質から分泌され中枢神経系に存在する神経伝達物質であり、アドレナリンノルアドレナリンの前駆体でもある。

ドーパミンは、変化後の物質の機能も含めると、運動機能の調整、ホルモン調整のほか、感情(快楽、意欲)や学習などに機能する。

これが分泌されれば、頭脳明晰で頭が冴えるようになるため、幸福の原因物質、脳内麻薬とも呼ばれる。分泌不足が良くないのはもちろんだが、過剰分泌も逆に良くない。

毒薬および劇薬指定。

過剰時、例えば中脳‐辺縁系でドーパミン機能の過剰亢進が起こると統合失調症(精神分裂病)によく見られる幻覚や妄想を発生させる。

不足時、例えば黒質線条体で減少すると、手の震えや運動障害などを生じるパーキンソン病となる。

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