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パーム油

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質・食品編 (NFOOD)
読み:パームゆ
読み:パームあぶら
外語:palm oil 英語
品詞:名詞
2012/03/20 作成
2012/03/22 更新

アブラヤシ(油椰子)の果実を圧搾等して搾りとられる植物油脂のこと。

世界での食用油生産量としては第一位で、これに大豆油菜種油が続いている。

食用のほかに、石鹸材料として広く使われている。

国際基準

以下のアブラヤシ由来の食用油がCodex Standard for Named Vegetable Oils (CODEX STAN 210-1999)で規定されている。

  • パームカーネルオイル(Palm kernel oil): アブラヤシ(Elaeis guineensis)の核由来の油
  • パームカーネルオレイン(Palm kernel olein): パームカーネルオイルの液体画分
  • パームカーネルステアリン(Palm kernel stearin): パームカーネルオイルの固体画分
  • パームオイル(Palm oil): アブラヤシ(Elaeis guineensis)の実の多肉質の中果皮から得られる油
  • パームオレイン(Palm olein): パームオイルの液体画分
  • パームステアリン(Palm stearin): パームオイルの高融点画分
  • パームスーパーオレイン(Palm superolein): パームオイルの液体画分を特に制御された結晶化過程によりヨウ素価60以上にした油

化学的性質

占める主な脂肪酸は、パルミチン酸オレイン酸が多い。この他に、ビタミンEビタミンKなどを含む。

  • パームオイル

    パルミチン酸(C16:0、39.3-47.5%)、オレイン酸 (C18:1、36.0-44.0%)が多く含まれる。

  • パームカーネルオイル

    C12:0(45.0-55.0%)、C14:0(14.0-18.0%)、オレイン酸(C18:1、2.0-19.0%)が多く含まれる。

用途

日本ではあまり馴染みのない油だが、インスタント食品やスナック菓子用の揚げ油として広く用いられている。

これは、融点が比較的高く、常温で固体となりなどから油が滲み出にくく、更に保存性と安定性が高いという利点があるからである。

独特の風味があるため、用途は限られる。熱帯地方の国々ではアブラヤシが有り触れた食材ということもあり、パーム油も一般的に使われているとされる。

用語の所属
食用油
植物油脂
関連する用語
パーム核油

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