通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

プロドラッグ

辞書:科学用語の基礎知識 薬学・用語編 (BPHAR)
読み:プロ・ドラッグ
外語:Prodrug 英語
品詞:名詞
2004/04/23 作成

ドラッグ前躯体。体内でドラッグに変化する物質のこと。

摂取された薬物が最終的な患部に届く量は、一般に少ない。これは、経口服用の場合は消化管から吸収され肝臓で分解されてしまう、湿布でも吸収量は限られる、注射であっても患部が脳の場合は血液脳関門を通過できない、など様々な理由による。

そこであらかじめ別の物質に化学構造を変えておき、患部に到達すると本来想定された構造に変化し、薬効を発揮するように設計された薬剤をプロドラッグという。

例えば、近年注目されている抗がん剤に高分子プロドラッグと呼ばれるものがある。これは薬物に可溶性高分子を付けたもので、この状態では何の活性も示さないが、目標部位であるがん細胞に到達すると高分子の結合が切れ、薬物が活性を取り戻してがん細胞を攻撃する仕組みになっている。

関連する用語
ドラッグ
血液脳関門
抗がん剤

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club