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自然科学 > 化学 > 有機物 > 炭水化物 > アミノ酸 > 種類
脂肪族アミノ酸のうち、側鎖を持つもの。「BCAA」とも。
ヒトが生体の蛋白質を構成するのに用いるアミノ酸では、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類が該当する。
L-バリン
L-ロイシン
L-イソロイシン
脂肪族アミノ酸として、中性アミノ酸であり疎水性(水に溶けにくい)という共通の性質を持つほか、3種類のアミノ酸はいずれも単独では苦味を持っている。
上述の3種類については、いずれもヒトの必須アミノ酸に含まれる。
ヒトの筋肉を作る材料となりヒト筋蛋白質の必須アミノ酸に占めるBCAAの割合は約35%とされるほか、筋肉を動かすエネルギー源としても作用する。
食品中の蛋白質を構成する必須アミノ酸に占めるBCAAの割合は約50%とされる。
商品としては、BCAAを強化したアミノ酸サプリメントや、BCAAを配合したスポーツドリンク等が市販されている。
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