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辞書:科学用語の基礎知識 科学編 (NSCI)
読み:しゃく
品詞:名詞,長さ助数詞
2014/01/04 作成

日本の伝統的な度量衡、尺貫法における、度(長さ)の単位であり、度の基準である。

尺は、丈(jou)の1/10であり、間(ken)の1/6であり、(sun)の10倍である。

現在、日本においては1尺は10/33メートルと定義されるが、このため循環小数となっており、数値で表わすと面倒なことになっている。

国際単位系では、約30.3cm、より正確には約30.3030303cmに相当する。

由来

尺は支那で作られた単位であり、東アジアやその周辺国で使われている。

支那では尺は1/3メートル(約33.333cm)であり、日本では明治期に10/33メートル(約30.3030cm)を定義した。

元々「尺」という漢字は、手の親指と人差し指を広げた状態を意味した象形文字である。このため元々の尺は短いものだったが、時代と共に長さは伸び縮みし、小尺と大尺とに分かれ、小尺が廃れて大尺のみが使われるようになり今に至るとされる。

フィート

現在の尺は約30cmであり、これは、ヤードポンド法における長さの単位「フィート」(30.48cm)とほぼ同じ長さである。

これは偶然ではなく、尺もフィートも、大きさが「足の大きさ」を基準としたことによるもので、古くは大工が使うものさしが、一歩ぶんを尺として用いたことに由来するとされる。

現状

日本では、1958(昭和33)年に制定された「計量法」で尺貫法が廃止され、1966(昭和41)年4月1日以降は商取引での使用が禁止された。

このため現在では尺は使われていないが、建築などでは尺は使われており、今でもしぶとく生き残っている。

図面なども、尺を単にcmに換算(30.3倍)しただけであったり、土地面積も(1坪=36平方尺)を単純に平方メートルに換算(3.3倍)しただけであったりすることは、今もごく当たり前に存在する。

用語の所属
尺貫法
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