通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

散光星雲

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:さんこうせいうん
外語:Bright nebulae 英語
品詞:名詞
2001/04/22 作成
2009/12/13 更新

宇宙空間にあるガスや星間塵(宇宙塵)のまとまりで、それが何らかの要因で発光し可視光によって観測されるもの。

大きく、次の二つに分けられる。

  • 輝線星雲 (近隣の恒星の影響で、自ら発光する星雲)
  • 反射星雲 (近隣の恒星の光に照らされる星雲)

両者が混在するものも多い。

輝線星雲

輝線星雲は、水素分子の電離による発光が多い。

近隣の明るい恒星からの紫外線の影響でガス中の水素が電離し、これが再結合する際にバルマー系列の輝線(再結合線)を放つ。これが、輝線星雲の発光の要因となる。

輝線星雲は電離水素原子(HⅡ)が多いことから、これを「電離水素領域(HⅡ領域)」と呼ぶこともある。

かに星雲(M1)に代表される超新星残骸(SNR)も、散光星雲の一種として扱われることがある。こちらは、超新星爆発時の衝撃波の影響などで水素原子が電離し、発光する。

反射星雲

反射星雲は、恒星などの周辺に漂うガス等が、恒星に照らされて発光するだけのものである。従って、そのスペクトルは光源となる恒星とほぼ等しい。

輝線星雲とは違い、こちらは暗い恒星のまわりにも存在する。

代表的な散光星雲(和名通称の50音順)。

用語の所属
星雲
関連する用語
水素
超新星残骸

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club