通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

COPD

辞書:科学用語の基礎知識 医学・情報編 (BMEDI)
読み:スィーオウピーディー
外語:COPD: Chronic Obstructive Pulmonary Disease 英語
品詞:名詞
2001/08/02 作成
2007/07/05 更新

科学用語の基礎知識・医学情報

自身の健康問題に関しては、専門の医療機関にご相談下さい。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

慢性閉塞性肺疾患。かつて慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていた病を、総称してCOPDと呼ぶようになった。

肺胞と呼ばれる小さな袋が集まったもので、そこに毛細血管があり、ガス交換(酸素二酸化炭素)をしている。

しかし煙草喫煙を行なうと、気管が炎症を起こして気管の壁が腫れて狭まり、やがて呼吸ごとに笛を吹いたような音がするようになる(慢性気管支炎)。加えて肺胞が破壊されブラ(bulla)という袋を形成する。こうなると肺胞が膨らんだままの状態となり、呼吸機能が著しく低下する(肺気腫)。

これが、死よりも悲惨な状態(WORSE THAN DEATH)とも呼ばれるCOPDである。

自覚症状に咳や痰、慢性的な息切れなどがある。

重度になると酸素ボンベ無しでは生活できなくなり、更に悪化すると呼吸不全で死亡する。

ただし、COPDは簡単に死ねる病気ではない。病状は、常に溺れ、もがいている様なものである。しかし実際に溺れているのと違って、すぐそこに死が待っているとは限らない。長期にわたり苦しみが続き、のた打ち回って死ぬ病気なのである。

COPDは別名タバコ病と言われ、COPD罹患の原因の90%以上が煙草喫煙である。

自ら吸わないことは勿論のこと、受動喫煙にも気をつけねばならない。また大気汚染もCOPDの病状を悪化させる。

2004(平成16)年現在、日本には潜在的患者も含めて500万人以上いると言われており、肺がん患者の50〜60倍のCOPD患者が存在すると考えられている。

COPDは、一度罹患すると二度と治癒せず、治療も不可能で、肺移植以外に病態を改善させる手だてはない。

従って、現代医療としては、それ以上の進行を食い止めることに終止することになる。

関連するリンク
COPD情報ネット
関連する疾病
肺気腫
タバコ病
肺がん
疾病箇所

肺胞
原因
煙草
治療方法など
禁煙
関連する用語
死よりも悲惨な状態

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club