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AMD Fusion APUのうち、第6世代AシリーズAPUの開発コードネーム。メインストリーム向けなどの高性能シリーズ。
※ 1モジュール=2コア
第6世代Aシリーズとして発表された。
CarrizoのターゲットとなるAシリーズ用メインストリームCPUコアとしては、CarrizoのExcavatorは第4世代である。しかしAシリーズのローパワー向けとしてリリース済みのJaguar(ローパワー第2世代)およびBeema(同第3世代)の二種類を含めると6番目となる。
加えて、同年に発表予定となっているIntelのSkylakeが第6世代Coreプロセッサーであることもあり、マーケティング的な理由により第6世代Aシリーズとして発表されたものと予想される。
ノートPC向けのAPUである。デスクトップ向けの予定はないとしている。
従来、電力消費量を減らす目的として低電圧化のため製造プロセスルールの縮小が進められてきた。しかしほぼ限界まで製造プロセスルールが縮小された現在、新しい製造プロセスを採用することによるメリット、費用対効果は減ってきている。
それでもIntelは製造プロセスルールの縮小を追求しているが、AMD含め他社は他の方法で性能と電力効率を向上させる技術開発を模索している。
Carrizoの場合、CPUコアExcavatorは先代KaveriのCPUコアSteamrollerと同じ28nmプロセスだが、新たな高密度設計ライブラリを採用することでダイ面積を23%縮小し、加えてKaveriより29%多い31億個のトランジスタを集積することで、サウスブリッジも統合した。また、1クロックあたりの命令数も増やされたとしている。
いわゆるサウスブリッジ機能も含めた全てを1チップに統合したフルSoCである。
以下の改良により、性能とバッテリー寿命が向上した。
1クロックあたりの命令数を増やした。
性能はほぼ同じだが、最適化され、Kaveriと比較して電力を最大20%削減した。
メインストリーム向けとして先代となるKaveriと同じ28nmプロセスが使われているが、新しい高密度設計ライブラリを採用した。
これにより、CarrizoのCPUコアExcavatorはKaveriのCPUコアSteamrollerと比して23%のダイ面積を削減できたとし、そしてKaveriより29%多い31億個のトランジスタを集積しメインストリーム向けAPUとして初となるサウスブリッジの統合を実現した。
ドループに対する電圧の監視と周波数調整を実施することで余剰電圧を不要とし、10%以上の電力削減を達成した。
従来の温度センサー・電力センサーに加えて、電圧センサーと「シリコンスピードケイパビリティセンサー」とする独自のセンサーを導入し、シリコン特性に応じた調整をする。
この技術で最大30%の電力が削減可能としている。
GLOBALFOUNDRIESの28nm バルクプロセスで製造されている。
GPUが内蔵されるのはFusion APUとして共通仕様。
CarrizoのGPUは、前世代のKaveriと比較して電力を最大20%削減したとする。
Carrizo(カリーソ/カリーゾ/カリッツォ)は、Gardenia Carrizoともされている。
いずれも植物名で、Gardeniaはクチナシ(梔子)、Carrizoはイネ科ヨシ属の植物ヨシ(別名アシ)を意味する。
予定なし
TDP 35Wの製品は、cTDP(Configurable TDP)は12〜35Wである。対抗となる、Intel CoreのU(15W)と同程度の熱設計となる。
(先代)Kaveri → Carrizo → ???(後継)
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