| ア | イ | ウ | エ | オ |
| カ | キ | ク | ケ | コ |
| サ | シ | ス | セ | ソ |
| タ | チ | ツ | テ | ト |
| ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
| ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
| マ | ミ | ム | メ | モ |
| ヤ | ユ | ヨ | ||
| ラ | リ | ル | レ | ロ |
| ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
| ン |
| A | B | C | D | E |
| F | G | H | I | J |
| K | L | M | N | O |
| P | Q | R | S | T |
| U | V | W | X | Y |
| Z | 数字 | 記号 | ||
一つの原子核が分裂し、二つ以上の別の核になること。
核が不安定とはいえ、それはあくまで比較論の話であり、ウランにしろプルトニウムにしろ、それ自体は安定した原子核を持っていて、そのままで核分裂を起こすようなことはない。
核分裂を起こすためには原子核が不安定な状態になる必要があり、核を不安定にさせる働きを担うのが中性子である。
例えばウランの核分裂の場合、ウラン原子核に外部より中性子を与えると、原子核は不安定となって、核は分裂し二つ以上の小さな原子核に変化する。この際に、膨大な量のエネルギーを放出する。
このエネルギーの大半は、新しく作られた原子核の運動エネルギーとして吸収されるが、最終的には熱エネルギーとして放出される。この熱エネルギーを発電に用いるのが原子力発電ということである。
例えばウラン235の原子核は、熱中性子を吸収すると分裂を起こし、数個の高速中性子とγ線、そして約200MeVの熱エネルギーを放出して他の複数個の原子核へと変わる。
この時出来る核は一定ではなく、質量70〜160程度までの範囲で変化する。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます