M82 X-2

• 座標(2000年分点)
  • 赤経: 09h 55m 51.040s (SIMBAD)
  • 赤緯: +69°40′45.49″ (SIMBAD)
  • 銀経: 141.411434° (SIMBAD)
  • 銀緯: +40.565559° (SIMBAD)
• 所属
  • 星座: おおぐま座
  • 階層: 局部超銀河団→M81銀河群→M82→M82 X-2
• 距離: 約1,200万光年

• M82 X-2
• M82 ULX-2

M82 X-2は以前よりX線源として存在が知られていた。元々はブラックホールではないかと考えられていたが、2014(平成26)年に観測史上最も明るいX線パルサーとして発見され、これが中性子星だったことが判明した。

M82 X-2は太陽1000万個分もの膨大なエネルギーを放射しているとされるが、ブラックホールほどの質量を持っていないはずの中性子星がなぜこれほどの光度を持っているのかは不明である。理解を超える勢いで伴星から物質を重力で引き寄せ、エネルギー源にしているのではないかと予測される。