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音声圧縮の標準規格の一つ。大きくMPEG-1 AudioとMPEG-2 Audioがある。
2チャンネルまでのステレオを扱うことができるのがMPEG-1の音声領域についての規定で、これを通称MPEG-1 Audioと呼ぶ。5+1チャンネルサラウンドを扱うことができるのがMPEG-2の音声領域についての規定で、これは通称MPEG-2 Audioと呼ばれている。
MPEG-1 AudioにはレイヤーⅠ・Ⅱ・Ⅲという三つの規定がある。レイヤーⅠ・Ⅱは共にサブバンド符号化であり、ⅠはⅡの簡易版。ⅢはⅡに変換符号化を組み合わせたもの。上位の物ほど同一レートにおける音質は上で、同等の音質を低いレートで伝送出来る。レイヤーⅢでは256kbps程度でCD相当の音質と言われているが、要するにMD等と同様な圧縮を行なっているということである。
ISOの国際標準ということもあり世界中に広まったが、後から大きな問題が出てきた。特許の問題である。ISOの規格書にはdist10というサンプルプログラムが掲載され、現在使われているMPEG Audioエンコーダーの大半はこのプログラムを元にして出来ている。このプログラムのライセンス条項自体は無変更に限りロイヤルティが要求されないと明記されてはいるが、Fraunhofer IISはMPEGのエンコードに必要なこの処理について特許を主張しているため、前述のライセンス条項を普通に解釈すれば改変した場合にはロイヤルティが要求される。特許に縛られたものを国際規格にしたISOの姿勢は問われて然るべきだが、Fraunhofer IISが特許を理由に使用料の支払いを要求している以上、従わねばならないこともある。ライセンス料はソフトウェアエンコーダー1つあたり$25、またmp3で圧縮した音声を配付する場合も、1曲あたり$0.01または販売価格の1%を要求している。
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