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コピーガード

辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送用語編 (WBCASTY)
読み:コピーガード
外語:copy guard 英語
品詞:名詞
1997/05/04 作成
2014/10/14 更新

コピー出来ないようにする仕組みのこと。

基本的な技術

古くは、VHSへのダビングに関しての制限として誕生した。市販ソフトでは海外映画ソフトで多く使われるマクロビジョン方式などがある。

このアナログ時代の技術では、基本的には見えない垂直帰線消去期間(VBI)の信号の一部をカットすることで、テレビに表示する分には大丈夫でも録画すると画面が乱れるようにしたものが多い。

VHSLDだけでなく、DVDやディジタルCSでもこのようなアナログ領域のコピーガードが可能だが、パッケージに表示されているからといって、必ずしもそうなっているとは限らない。

ガードの解除

名目上は、希にテレビで見る時にも画面が乱れる場合があることから、その改善の意味で無効化させる機器が販売されている。

今後の法律等の制限方法によっては、この装置の販売が禁止になる可能性もある。

アニメビデオ等

マニアは、画質の違いもあるが、パッケージそのものにも価値を感じるため、昔ならLDが発売されれば購入するのであまり関係が無く、その筋のアニメ系ソフトにコピーガードが施されている事は少なかった。

しかしDVDの時代になると、他のDVDと同様のコピーガードが掛かるようになった。

ディジタル音声にはSCMSなどがあり、ディジタル画像はCGMSCPPM/CPRMなどが使われている。

ゲーム専用機も含めた電子計算機用ソフトウェアの場合にはコピープロテクトと呼ばれる。

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