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HDLC

辞書:通信用語の基礎知識 通信手順下編 (CPEQIP)
読み:エイチディーエルスィー
外語:HDLC: High level Data Link Control procedures 英語
品詞:固有名詞
2000/12/19 作成
2008/01/31 更新

ハイレベルデータリンク制御手順。ISOにより規定された、フレーム同期データリンク層(レイヤー2)プロトコルの一つ。

現行仕様は、ISO/IEC 13239によって定義されている。

以前は、次の4つのISO標準として定義されていた。

  • ISO 3309 ‐ フレーム構造
  • ISO 4335 ‐ 手続き要素
  • ISO 6159 ‐ 不平衡型クラスの手順
  • ISO 6256 ‐ 平衡型クラスの手順

この規格は、例えば電話回線などでの交換フレームの仕様などを規定している。

特徴は、ビット単位での伝送が可能(ビットオリエンテッド)なこと、受信側からの応答を待たずに連続伝送可能なこと、制御フレームもエラーチェック対象とする高信頼の誤り制御、の三点がある。

モード・クラス

フレーム構造

HDLCの基本的なフレーム構造は、次のとおりである。

  • フラグ (1オクテット)
  • アドレス (1オクテット)
  • 制御 (1〜2オクテット)
  • 情報 (不定長、オクテット単位で0オクテット以上)
  • FCS (2または4オクテット)
  • フラグ (1オクテット)

最後のフラグは、次のフレームの先頭のフラグと兼用である。

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