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3GPPにより策定された、W-CDMAのダウンリンク(基地局→端末方向)を高速化する技術。HSPAの一つ。
3GPPのRelease 5で標準化された。
第3世代(3G)携帯電話W-CDMAの5倍以上の速度が実現できることから、3.5G、あるいは第3.5世代携帯電話技術とも呼ばれる。
NTTドコモが次世代FOMAとして開発し、2006(平成18)年9月29日よりサービス提供が開始された。最初の対応機種はFOMA M2501 HIGH-SPEEDで、速度は下り最大3.6Mbpsである。
電波状態に応じて複数の変調方式を使うのが特徴で、電波状態の良いときには誤り訂正は弱いが高速な16QAM方式を使い、電波状態が悪いときは誤り訂正能力が高く安定しているがその分速度が遅いQPSK方式を用いる。
これは、状況に応じ自動選択される。
QUALCOMMのチップセットではMSM6275/MSM6280/MSM7200/MSM7600などで対応する。
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