通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

MD5

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術安全編 (CTSEC)
読み:エムディーファイヴ
外語:MD5: Message Digest 5 英語
品詞:名詞
2000/01/03 作成
2016/12/26 更新

一方向ハッシュ関数の一つ。原文の長さに関係なく、128ビットの固定長データ列(ハッシュ値)を生成する。現在は非推奨の古い技術である。

1991(平成3)年にRSA暗号のRon Rivestにより開発された。

同一性確認(改竄されてないことの確認)や認証などに利用されていた。

このハッシュ値には、次のような性質がある。

  • ハッシュ値から原文を得ることはできない
  • 異なる原文から同一のハッシュ値が得られる可能性は非常に低い
  • 僅かな原文の差でも、出力されるハッシュ値は大きく異なったものになる

規格

この関数の具体的なアルゴリズムはRFC 1321で規定されている。

MD4との違い

MD5は、MD4と比較して次のような特徴がある(RFC 1321 第5章)。

  1. 4番目のラウンドが追加された。
  2. 現在の各ステップはユニークな付加的定数を持っている。
  3. ラウンド2の機能gは、gをあまり均整がとれた状態にしないように、(XY ∨ XZ ∨ YZ) から (XZ ∨ Y not(Z)) に変更された。
  4. 現在の各ステップに、前のステップの結果を加える。これは、更に速い「なだれ効果」を促進する。
  5. ラウンド2と3でアクセスされるオーダは、これらのパターンが相互に少なくなるように、変更された。
  6. 更に速い「なだれ効果」をもたらすために、各ラウンドにおけるシフト量は、かなり最適化された。シフト量はラウンドごとに異なる。

同一性確認(改竄されてないことの確認)や認証などの標準として広く利用されることになるが、1992(平成4)年に弱点が発見された。

その後はNSA主導で開発されたSHA-1、そしてその更に後継へと主役の座を明け渡している。

主な用例として、次のようなものがある。

関連するリンク
RFC 1321
関連する用語
ハッシュ関数
改竄
認証
MD4
APOP
SHA-1

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club