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創価学会

辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・仏教編 (LFOLKEB)
読み:そうかがっかい
品詞:会社名
2006/07/04 作成
2009/04/12 更新

宗教法人創価学会。日蓮正宗系で、いわゆる日蓮系教団の一つである新興宗教教団。

基本情報

  • 設立者 ‐ 牧口常三郎
  • 会長 ‐ 原田稔(6代目)、池田大作(名誉会長)
  • 設立 ‐ 1930(昭和5)年11月18日
  • 本尊 ‐ 大御本尊
  • 経典妙法蓮華経(法華経)、日蓮大聖人御書全集、日蓮大聖人御書辞典
  • 唱名 ‐ 南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)
  • 本山 ‐ 日蓮正宗総本山大石寺
  • 本部 ‐ 創価学会本部 (東京都新宿区信濃町32信濃町)
  • 勤行 ‐ 合唱、礼拝、唱題、法華経の読諦
  • 数珠(念珠) ‐ 百八珠(本連)、房は片方が二つ、もう片方が三つ
  • 永遠の指導者 ‐ 牧口常三郎・戸田城聖・池田大作

略史

元々、創価学会というのは宗教団体ではなく、日蓮正宗の信徒が作った信徒団体だった。一信徒団体であったが、宗教法人格を取得。

しかし後、日蓮正宗と対立し指南に背いたため、1991(平成3)年に創価学会およびSGIは日蓮正宗より講中解散の処分に付された。つまり日蓮正宗の信徒団体ではないとして絶縁された。

  • 1930(昭和5)年11月18日: 牧口常三郎、教育学説「創価教育学体系」第一巻を発刊
  • 1930(昭和5)年11月18日: 同日、「創価教育学会」創設、初代会長は牧口常三郎
  • 1943(昭和18)年7月6日: 牧口会長、戸田理事長(当時)他、治安維持法違反、不敬罪で逮捕
  • 1944(昭和19)年11月18日: 牧口常三郎が東京拘置所内にて死去(満73歳没)
  • 1945(昭和20)年7月3日: 戸田城聖が出獄
  • 1946(昭和21)年3月: 会を「創価学会」と改名
  • 1951(昭和26)年4月20日: 機関紙「聖教新聞」創刊
  • 1951(昭和26)年5月3日: 第2代会長に戸田城聖が就任
  • 1952(昭和27)年9月8日: 宗教法人創価学会設立
  • 1953(昭和28)年1月28日: 東京都新宿区信濃町に本部完成
  • 1953(昭和28)年11月: 本部を西神田から信濃町に移転
  • 1957(昭和32)年12月25日: 会員世帯数75万(公称)
  • 1958(昭和33)年4月2日: 戸田城聖死去
  • 1960(昭和35)年5月3日: 第3代会長に池田大作が就任
  • 1962(昭和37)年11月27日: 会員世帯数300万(公称)
  • 1965(昭和40)年7月15日: 機関紙「聖教新聞」日刊新聞に
  • 1970(昭和45)年2月: 会員世帯数750万(公称)
  • 1975(昭和50)年1月26日: 創価学会の世界規模団体「創価学会インタナショナル(SGI)」設立、会長に池田が就任
  • 1979(昭和54)年4月24日: 第4代会長に北条浩が就任、同日池田大作が名誉会長に就任
  • 1981(昭和56)年7月18日: 第5代会長に秋谷栄之助が就任
  • 1991(平成3)年: 日蓮正宗より破門される
  • 2006(平成18)年11月6日: 第6代会長に原田稔が就任
  • 2007(平成19)年4月13日: 池田、来日中の温家宝と面会。聞き取れない発言が話題を呼ぶ

創価学会の記念日

創価学会の年間主要行事を基本に、幾つかを追記。

  • 本部行事
  • 記念行事
    • 1月26日 ‐ SGI(創価学会インタナショナル)の日
    • 3月16日 ‐ 広宣流布記念の日
    • 4月2日 ‐ 第二代会長戸田城聖先生命日
    • 7月3日 ‐ 第二代会長戸田城聖先生出獄記念日
    • 8月24日 ‐ 第三代会長入信記念日
    • 9月8日 ‐ 原水爆禁止宣言の日
    • 10月2日 ‐ 世界平和の日
    • 11月18日 ‐ 初代会長牧口常三郎先生命日
  • 勤行法要諸行事
    • 1月1日 ‐ 新年勤行会(2日まで)
    • 1月2日 ‐ 同上
    • 1月12日 ‐ 「成人の日」記念勤行会
    • 1月17日 ‐ 阪神・淡路大震災ルネサンス勤行会
    • 2月16日 ‐ 日蓮大聖人御聖誕の日
    • 3月20日を中心 ‐ 春季彼岸勤行法要
    • 4月28日 ‐ 立宗の日
    • 7月12日 ‐ 諸精霊追善勤行法要 (8月15日も)
    • 8月15日 ‐ 諸精霊追善勤行法要 (7月12日も)
    • 8月15日 ‐ 世界平和祈念戦没者追善勤行法要
    • 9月12日 ‐ 竜の口の法難の日
    • 9月21日 ‐ 「敬老の日」多宝会の記念勤行会
    • 9月23日を中心 ‐ 秋季彼岸勤行法要
    • 10月12日 ‐ 大御本尊御図顕の日
    • 10月13日 ‐ 日蓮大聖人御入滅の日
    • 11月15日 ‐ 「七五三」記念勤行会
  • その他の重要な日
    • 1月2日 ‐ 第三代会長 池田大作 生誕日
    • 2月11日 ‐ 第二代会長 戸田城聖 生誕日
    • 6月6日 ‐ 初代会長 牧口常三郎 生誕日

カルト

この教団は、「日本三大カルト教団」(創価学会、顕正会エホバの証人)の一つに数えられている。

フランスでは、創価学会(SGI)は「セクト(カルト)教団である」とされた。対して創価学会は、フランスは創価学会の素晴らしさが理解できていない、という判断をしているようである。

ちなみにこのフランスのカルト指定によると、日本に関連する宗教では他にも、統一教会、幸福の科学、崇教真光、霊友会などが含まれている。

教義、信仰

日蓮宗系

基本的には大乗仏教、日本の伝統的な日蓮宗系宗教である。

創価学会会則では教義は、

第2条 この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し、日蓮大聖人の御書を根本として、日蓮大聖人の御遺命たる一閻浮提広宣流布を実現することを大願とする。

としている。

在家仏教

在家の仏教で、他の日蓮系教団と同様に妙法蓮華経などを経本とし、南無妙法蓮華経題目とする。基本的な教義自体は、他の類似教団と大きな差はないものと思われる。

本尊は、これも多くの日蓮系教団と同様に日蓮大聖人が顕わした大曼荼羅(十界曼荼羅)をベースとした「大御本尊」である。その特徴は、日蓮正宗の「創価学会問題4・魔性ニセ本尊の大謗法」に書かれている。

日々の勤行(精進)は、朝と夕に、読経を行なう。内容も他と同様に方便品第二如来寿量品第十六の抜粋で、これを真読で読み上げる。

日蓮正宗系教団との差

他の日蓮正宗系教団と違うのは、日本の伝統である天皇ならびに神道を軽視し、関連して神社の鳥居をくぐることを良しとしない点にある。

また日蓮の言葉に三大秘宝があり、その中にいわゆる「国立戒壇」である「国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。」云々、というものがあり、この中の「国主」の扱いも、教団ごとに差がある。

日蓮正宗は国主が誰かを明言しておらず、また今は国立戒壇という用語自体を使用していない。

創価学会の兄弟である顕正会は、国主は天皇であるとしている。

創価学会の場合は、山崎正友著「池田大作日本経済乗っ取りの野望(四)」によると、絶頂期(昭和四十三年代)「広宣流布したとき首相になり国主になる」と公言したとされている。教団・創価学会としての公式な見解は未発表のため不明だが、池田大作が国主であると考えている可能性は高いと思われる。

対立

かつて日蓮正宗の一派だったが、破門された。従って、当然のように日蓮正宗とは仲が悪い。

また同じく日蓮正宗系の団体だった顕正会(こちらも同様に日蓮正宗より破門された)と度々対立することで有名。

信徒数

公称で、創価学会の世帯数は821万世帯、会員数は1000万人以上だとされている。

これが正しいとすると理論上、国民の十数人に1人は学会員ということになる。しかし実際の会員数は多く見積もって400万人程度と見られている。

折伏

他の日蓮系教団と大きく違うのは、布教活動の激しさ(これを折伏という)がある。折伏がしつこく、非常に強引な方法で勧誘しようとするのが特徴。

芸能界にも創価学会員がかなり多くいるが、創価タレント久本雅美の積極的な折伏も知られ、例えばタレント伊集院光にしつこく入信を迫り彼をノイローゼにした、などの話が伝わっている。ちなみに伊集院光は今も無宗教、自称「宗教入らない教信者」とのことである。

教義

仏教は本来は開祖である釈迦を大切にし、後は幾つかの仏を仏壇に仏像として納め大切にするものである。

しかし創価学会ではのみならず、歴代の会長に対する絶対的な尊敬を要求することも特徴である。

政治

公明党と強い結びつきがあり、大きな政治的発言力を有する点も、他の教団との大きな違いである。

関連に聖教新聞社があり、機関紙「聖教新聞」を発行、資金源の一つとしている。同新聞社は自社の印刷所を持たないことから、毎日新聞社など全国の新聞社系印刷所へ印刷を委託している。

ちなみに、創価の経済力があれば自社の印刷所を持つことなど容易なことである。しかしそれを敢えてせず新聞社に委託するのは、その新聞に創価批判報道をさせないためのマスコミ対策だと考えられている。

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