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福田

辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・仏教用語編 (LFOLKEBY)
読み:ふくでん
品詞:名詞
2010/02/15 作成

仏教において、布施する側が功徳という苗を植えるための田。

元来は、釈迦を田んぼに見立てたものである。

田に稲を植えると稲が実るように、釈迦に対し、布施をすればいずれ自分に見返りが、悩みを打ち明ければ説法などが返る、とするものだった。

釈迦入滅後、大乗仏教が広まると、更に解釈は広まることになる。

由来

現在の日本の仏教、つまり大乗仏教では、福田の相手は僧侶に限らない。

妙法蓮華経などが説くように、には誰もがなれ、誰でも悟りの世界である彼岸に行くことができる。つまり、誰に対して功徳を積んでも良いということになる。

三福田・八福田

対象が誰でも良いというのであれば、権力者などに持って行こうとなりがちであるので、三福田という考え方が生まれた。

  • 敬田 ‐ 仏法僧
  • 恩田 ‐ 父母祖先など、恩に報いるべきもの
  • 悲田 ‐ 貧者や病人など哀れむべきもの

また、これを更に分けて八福田とすることもある。

  • 仏田 ‐ 仏は福徳を生ずる田であり、最高の田圃である
  • 聖人田 ‐ 聖人つまり大菩薩(教祖)の田圃
  • 和尚田 ‐ 寺の住職、弟子に具足戒を授ける師の田圃
  • 僧田 ‐ つまり信者の田圃
  • 父田、母田 ‐ 両親の田圃
  • 病田 ‐ 病人にの田圃
  • 貧田、苦田 ‐ 貧しい人の田圃
  • 畜生田 ‐ 動物の田圃

現在で言うところの道徳や福祉の要素を含み、これが支那を経て日本へと伝わった。

用語の所属
仏教
大乗仏教
関連する用語
布施
功徳
三福田

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