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三途の川の河原のこと。
日本において仏教とともに信仰される民間信仰で、親より先立った子がその親不孝の報いとして苦を受ける場所とされる。
この子供たちは地蔵菩薩により救済されると言い伝えられるが、あくまでも日本の民間信仰であって、仏教とは直接関係はない(仏典に記載はない)。
親より先立った子がその親不孝は、石積みの塔を完成させることで供養になるとされている。
石積みの塔を作る理由は、布施のためである。流産、死産、堕胎、あるいは幼くして亡くなった彼らは、仏法を学ぶことができず布施もできずに冥界へと戻ってきてしまった。その慚愧の念から石積みをするのだとされる。
そのためこの河原では大勢の子供達が必死に小石を積み、塔を作っている。しかし塔ができる直前などに鬼がやってきて塔を崩してしまう。子供は泣き喚き、逃げ惑い、そして再び塔を作り始める。いつ終わるとも知れぬ不毛な作業を、子供達は延々と繰り返すとされる。
いくら塔を作ってもすぐに鬼に壊されることは可哀想ではあるが、親より先に逝った彼らは重罪で、親を泣かせた彼らは三途の川を渡してもらえないのだとされている。
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