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パラオ共和国

辞書:国土用語の基礎知識 世界地理編 (EGW)
読み:パラオ・きょうわこく
外語:Republic of Palau 英語 , Beluu er a Belau パラオ語 , Palaŭ/oj エスペラント
品詞:国
2004/10/01 作成
2011/12/24 更新

オセアニアにある島国の一つ。この国は現在、世界で最も親日の国の一つである。

基礎情報

一般情報

  • 地域: 環太平洋地域(オセアニア)
  • 面積: 488km²(屋久島と同程度)
  • 人口: 19,907人(2005年国勢調査)
  • 首都: マルキョク州(2006(平成18)年10月、コロールより遷都)
  • 人種: ミクロネシア系
  • 言語: パラオ語(言語コードpau)、英語(同en、eng) (アンガウル州のみアンガウル語、英語日本語(ja、jpn) ※後述)
  • 宗教: キリスト教
  • 独立日: 1994(平成6)年10月1日 (コンパクト)
  • 国祭日: 10月1日 (独立記念日)
  • 時間帯: UTC+9時間(日本との時差はない。日本の真南にあるため)
  • 国旗: 水色地に黄色の丸
  • 国歌: (不明)

通信

電気

政情、内政

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  • 政体: 大統領制
  • 元首: 大統領(任期4年)
    • 大統領: ジョンソン・トリビオン (Johnson Toribiong) (2009(平成21)年1月就任、任期4年)
  • 議会: 二院制
    • 下院: 16名(任期4年)
    • 上院: 14名(任期4年)
  • 政府
    • 大統領: ジョンソン・トリビオン (Johnson Toribiong)
    • 副大統領: ケライ・マリウル (Kerai Mariur)
  • 内政: 財政、経済ともに外国からの援助が頼りで、自立経済の達成は当面困難と見られている。

外交、防衛

  • 外交: 1994(平成6)年に国連加盟。台湾と国交を結び、日米との関係を重視
  • 軍事力: 軍隊はない。コンパクトに基づき、国防は米軍に依存している。パラオ人は「米軍兵」として国防に就き、イラク戦争等にも従事している。

経済

  • 主要産業: 観光業、漁業
  • GNI
    • 総: 154.2百万ドル(2005(平成17)年世銀)
    • 一人あたり: 7,990米ドル(2006(平成18)年世銀)
  • 通貨: 米ドル

国旗

この国の国旗は水色地に黄色の丸で、日の丸をモチーフに作成された。

国旗
国旗

水色は太平洋、黄色の丸は満月を表わしている。

パラオは終戦直後に日本領にして欲しいと訴えて来たほどの親日国だが、結局アメリカ領になってしまった。それでも、独立後に制定された国旗は日の丸をモチーフに作成されたのである。

パラオ国旗の円は真ん中より少し左に寄っているが、これは、はためくときに円が中央に来るように配慮されたため、という一般的な解釈の他に、真ん中に置くと日の丸の国日本に失礼だから、と、わざと中心を外したとも言われ、パラオの人々の慎み深い心を表わしたものである。

日本語

第一次世界大戦以降、ドイツから島々を占領し返した日本人が多く住むようになったことから、日本語が達者なパラオ人も多い。

現代パラオ語にも、選挙、弁当、大丈夫、乳バンド(昔の日本ではブラジャーをこう呼んだ)など、近代的な語彙に関しては日本語由来の言葉が多い。これも日本の影響である。

公用語

日本以外で、世界で唯一日本語を公用語とする州がパラオのアンガウル州であるとされている。が、この話はよく聞かれるが、現実には証拠がなく、定かではない。しかしパラオの言葉に日本語の単語が数多く入っていることは事実である。

どのような日本語が話されているのかは不明だが、恐らく今でも乳バンドなのだろう。

日本統治時代

大東亜戦争時代、パラオは日本海軍の基地となった。

この時代、日本はパラオに電気や水道を引き、病院、学校、道路を作り島の文化水準を向上させた。

また戸籍が無かったパラオに戸籍を作ったのも日本であった。当時、戸籍を作る上で必要な姓が存在しなかったので創氏が行なわれたが、親日的だった彼らは日本人風の姓を名乗る者も少なくなかった。

食文化

また正月にはお汁粉を食べるなど、日本の古くからの習慣が残されている。

パラオの本来の主食はタロイモとタピオカだが、日本統治時代に日本が米と野菜を持ち込み、農業や漁、そして料理法を教えられた。日本から教わった大根胡瓜西瓜などが栽培され、良く食べられている。

また島内に水田は無いので稲作は無理だが、近年ではアメリカなどから米を安く輸入し、遂に主食が米に代わりつつあると言われる。

友好の橋

首都となるコロール島とバベルダオップ島には、パラオの生命線となる橋が架かる。この橋は日本が架けた。

それ以前、ここには南鮮がKBブリッジ(Koror-Babeldaob Bridge)を架けた。

しかし建築当時から地元民に「あの橋はヤバい」と言われ、1996(平成8)年9月26日に突如真っ二つに崩落した。水道管やコロール島に供給する電線が通っていたため国民生活は大混乱、ナカムラ大統領は国家非常事態宣言を発する事態になった。

4ヶ月半後に何とか仮設の橋は架かったが、無残なその姿を見たナカムラ大統領は居たたまれなくなり、日本の力を借りるべく訪日して援助を要請した。日本はこれに応え、総額32億円以上のODA無償援助を供与した。

こうして日本は、パラオとの更なる友好親善発展を願って橋を再建することになった。鹿島建設が再建し、2002(平成14)年1月に竣工式を迎えたこの橋は見るからに頑丈そうな斜張橋で、「日本・パラオ友好の橋」(Japan-Palau Friendship Bridge)と命名された。

初日には、日本の架けた橋を一目見ようと数千人(国民の約1割)が詰めかけたとされる。

改憲

独立前は、世界唯一の非核憲法を持っていて注目されたこともあった。

日本でもこの憲法を熱烈に支持したサヨク勢力が、パラオへの非核ツアーを組んだほどだった。

しかしアメリカから独立するという悲願達成のため、この非核条項を住民投票により修正した。この決定までに全8回の住民投票が実施され10年の年月を要し、その間二人の大統領が謎の死を遂げるという多大な産みの苦しみがあった。

ちなみにこの独立一周年の1995(平成7)年10月1日は日本では日本社会党の村山富市内閣の時代であった。世界各国からパラオに祝電が届く中、遂に日本からの祝電は届かなかった。当時の社会党の村山がこの憲法改正に対してどのような見解を持っていたかがキーワードであるが、時のナカムラ大統領は大変に悲しんだと伝えられている。

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