グリチルリチン酸ジカリウム

読み:ぐりちるりちんさん・じかりうむ
外語:Glycyrrhizic acid dipotassium salt 英語
品詞:名詞

生薬系抗炎症剤。配糖体であるグリチルリチンのカリウム塩。グリチルリチンと同様に甘味がある。ジカリウムのジはギリシャ語数詞(接頭辞)のdiで2を意味する。

目次

基本情報

グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウム

  • 外観: (該当資料なし)
  • 溶解性:(該当資料なし)

誘導体、関連物質の例

薬効薬理

グリチルリチンと同様に、甘草の根から抽出している。

グリチルリチン酸ジカリウムは、1分子のグリチルレチン酸と、2分子のグルクロン酸が化合した化合物であるが、薬効自体はどちらも同じである。

目薬として目の炎症を抑えたり、歯磨き粉として甘味を付けつつ歯槽の炎症を抑えたりする用途に使われている。ボディーソープやシャンプー等にも使われている。

副作用

副作用は殆どなく安全性が高いが、過剰摂取では偽性アルドステロン症が生じることが分かり、以降、日本では1日の摂取量がグリチルリチン当量で200mgまでとなっている。

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)
用語の所属
天然甘味料
配糖体
トリテルペン
関連する用語
グリチルリチン

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