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グレート・アトラクター

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:グレートアトラクター
外語:Great Attractor 英語
品詞:名詞
2002/09/20 作成
2009/06/18 更新

うみへび座ケンタウルス座方向、約2億光年の距離にあると考えられている巨大な重力場のこと。宇宙の大規模構造の一つ。

この重力場グレート・アトラクターは膨大な質量を持っている。

それに起因する強大な重力によって我々の銀河系が属する局部超銀河団も引き寄せられていると考えられている。

観測

グレート・アトラクターは天の川の方向にある。

しかし天の川に遮られて、より正確には銀河面の粒子による吸収領域ZoA(Zone of Avoidance)に遮られて、可視光線による観測はできない。

発見

元々は、宇宙膨張と銀河の移動を研究していたアメリカとイギリスの共同研究グループが1987(昭和62)年に発見したものである。

宇宙は膨張しているため、銀河は互いに離れる運動をすると考えられていた。しかし観測事実は予想に反し、銀河系の周囲およそ3億光年の銀河に限っては、なぜか宇宙の一点に向かって移動していたのである。

そこで、この謎の点を「グレート・アトラクター」と呼んでいる。

正体

その正体は、観測が困難なためなお分かっていない。

位置的には「うみへび座・ケンタウルス座超銀河団」と推定されており、NASAのThe Great Attractorによると、X線観測衛星ROSATの観測で、その超銀河団内にある銀河団「じょうぎ座銀河団(Abell 3627)」が疑わしいとしている。

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