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ジクロフェナクナトリウム

辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:ジクロフェナクナトリウム
外語:Diclofenac sodium 英語
品詞:名詞
2005/04/07 作成
2016/03/06 更新

科学用語の基礎知識・医薬品情報

自身の健康問題や、副作用への対応方法等に関しては、専門の医療機関にご相談下さい。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

アントラニル酸系非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)。シクロオキシゲナーゼ(PGHシンターゼ)阻害剤の一つ。関節痛や筋肉痛に用い、腫れや痛みを和らげる。

基本情報

  • 組成式: C14H10Cl2NNaO2
  • 分子量: 318.13
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: 280℃(分解)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 15307-79-6
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 化学名: 2-(2,6-dichloroanilino)phenylacetate

ジクロフェナクナトリウム
ジクロフェナクナトリウム

  • 外観: 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性粉末

誘導体、関連物質の例

  • ジクロフェナク (15307-86-5)
  • ジクロフェナクカリウム

薬効薬理

主要な用途は次のとおり。

  • (関節、腰、神経、膀胱、歯などの)鎮痛、消炎
  • 手術や抜歯後の鎮痛、消炎
  • 急性上気道炎の解熱、鎮痛

関節痛などは主として外用薬、その他は内服用の錠剤が使われる。

作用機序

酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)の活性を阻害し、炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)の生合成を抑制する作用がある。

この薬品は抗炎症作用によって炎症を鎮め、延いては腫れや痛みを和らげることができるが、病気の原因そのものを治すことはできない。あくまでも症状を和らげるための対症療法薬である。

用法、用量

軟膏などは、適量を一日数回患部に塗布する。

鎮痛、消炎での内服時は、成人で1日75mg〜100mgを3回に分割経口服用する。

急性上気道炎の解熱、鎮痛での内服時は、成人で1回25mg〜50mgを頓用する。原則として1日に2回まで、1日最大100mgを限度とする。

年齢・症状に応じて適宜増減する。

副作用など

承認までの調査。

  • 胃部不快感等の消化器症状(約10%)
  • 発疹等の皮膚症状(2%未満)
  • 浮腫(1%未満)

その他、頻度不明の重大な副作用が生じた場合は投与を中止し、適切な処置を行なうこと。

規制区分

  • 錠剤
    • 劇薬
    • 処方せん医薬品
  • 市販薬(OTC薬)
    • 第二類医薬品 (2013(平成25)年4月28日に第一類医薬品から変更)

軟膏、ローションはかつて「指定医薬品」だったが、規制廃止のため、特段の規制区分がなくなった。

  • ボルタレン (ノバルティスファーマ)

以下、ゾロ(模倣薬)。座薬が多いが、点眼薬もある。

  • アデフロニック (大洋薬品工業)
  • イブアウター (エスエス製薬)
  • イリナトロン (辰巳化学)
  • ジクロテクト (大正製薬)
  • ジクロフェナクNaローション1%「日本臓器」 (日本臓器製薬)
  • ジクロフェナック点眼液 (日東メディック)
  • ナボール (久光製薬)
  • プロフェナチン (ニプロファーマ)
  • ボンフェナック (ゼリア新薬工業)
  • メリカット (日医工)
  • レクトス (日医工)
関連するリンク
ボルタレン
用語の所属
NSAIDs

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