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ソーン・ジトコフ天体

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:ソーン・ジトコフ・てんたい
外語:TŻO: Thorne–Żytkow object 英語
品詞:名詞
2014/07/31 作成

見た目は赤色超巨星であるが、その中心には飲み込まれた中性子星が存在する天体。

目次

1975(昭和50)年に、アメリカの理論物理学者キップ・ソーン(Kip Thorne)とポーランドの天体物理学者アンナ・ジトコフ(Anna N.Żytkow)により理論的に予測され、提唱された天体である。

由来については不明であるが、巨大な赤色超巨星が、至近の中性子星を飲み込んだ可能性が高いとされる。

表面上は赤色超巨星でありながら、内部の独特の活動により、赤色超巨星とは全く異なるスペクトルになる。通常の赤色超巨星は核融合反応によってエネルギーを産み出すが、この天体は内部の中性子星の活動がエネルギー源になるとされる。

小マゼラン雲の中にある赤色超巨星「HV 2112」は現在、最も有望なソーン・ジトコフ天体の候補とされている。

スペクトル観測により、ルビジウムリチウムモリブデンが多く含まれることが判明しており、赤色超巨星の典型的な温度でこれらの元素が多いのはソーン・ジトコフ天体である可能性が高いと結論づけられた。

関連する用語
赤色超巨星
中性子星

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