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モリブデン

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:モリブデン
外語:Mo: Molybdenum 学名 , Molybdenum 英語 , Molybdän ドイツ語 , Molybdène フランス語 , Molibdeno スペイン語 , Молибден ロシア語 , مولبيدنيوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , molibden/o エスペラント
品詞:名詞
2007/07/21 作成
2013/06/16 更新

銀灰色の金属元素の一つ。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 95.94(2)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d5、5s1
    • [Kr]4d5、5s1
  • 原子価: 2、3、4、5、6
  • 酸化数: 0、+2、+3、+4、+5、+6

物理特性

同位体

質量数は、83から117までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は六つある。

  • 92Mo
  • 94Mo
  • 95Mo
  • 96Mo
  • 97Mo
  • 98Mo

ただし、このすべてが長寿命放射性同位体であるらしく、一説では長いもので半減期1200京年とも言われる。

同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
83Mo β+崩壊83Nb
84Mo β+崩壊84Nb
85Mo β+崩壊85Nb
86Mo β+崩壊86Nb
87Mo β+崩壊87Nb
88Mo β+崩壊88Nb
89Mo β+崩壊89Nb
90Mo β+崩壊90Nb
91Mo β+崩壊91Nb
92Mo14.84%>3×1017(2β+崩壊)92Zr
93Mo4000年EC崩壊93Nb
93mMo IT崩壊93Mo
β+崩壊93Nb
94Mo9.25%安定核種(中性子数52)
95Mo15.92%安定核種(中性子数53)
96Mo16.68%安定核種(中性子数54)
97Mo9.55%安定核種(中性子数55)
98Mo24.13%>1×1014(2β崩壊)98Ru
99Mo2.7475日β崩壊99mTc
100Mo9.63%1.2×1019崩壊100Ru
101Mo14分β崩壊101Tc
102Mo β崩壊102Tc
103Mo β崩壊103Tc
104Mo β崩壊104Tc
105Mo β崩壊105Tc
106Mo β崩壊106Tc
107Mo β崩壊107Tc
108Mo β崩壊108Tc
109Mo β崩壊109Tc
110Mo β崩壊110Tc
111Mo β崩壊111Tc
112Mo β崩壊112Tc
113Mo β崩壊113Tc
114Mo β崩壊114Tc
115Mo β崩壊115Tc
116Mo β崩壊116Tc
117Mo β崩壊117Tc

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

微量必須元素の一つで、補酵素を作るのに使われる。

特殊鋼材料としての用途のほか、タングステンとの合金は電気抵抗線や真空管のグリッド電球フィラメント支点棒など様々に使われている。

また自己潤滑性があるため、潤滑剤としても利用されている。

適用法令

  • 消防法(法第二条第七項危険物別表第一)
    • 危険物 第二類(可燃性固体、金属粉)
  • 労働安全衛生法
    • 名称等を通知すべき有害物
      • 法第57条の2、施行令第18条の2別表第9
      • 政令番号 第603号
  • 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)
    • 種指定化学物質(法第2条第2項、施行令第1条別表第1)
    • 政令番号 第346号
  • 船舶安全法
    • 可燃性物質類・可燃性物質(危規則第2,3条危険物告示別表第1)
  • 航空法
    • 可燃性物質類・可燃性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1)

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1778(安永7)年、スウェーデンの科学者カール・ヴィルヘルム・シェーレ(Karl Wilhelm Scheele)により、輝水鉛鉱から発見された。

名前は、輝水鉛鉱の呼び名モリブデナ(Molybdaina)に因んで付けられた。

  • 酸化モリブデン(Ⅵ) (MoO3) (18868-43-4)
  • モリブデン酸アンモニウム ((NH4)2MoO4) (13106-76-8)
  • 硫化モリブデン(Ⅳ)、二硫化モリブデン (MoS2) (1317-33-5)

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