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ネプツニウム

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編下 (NELEMN7)
読み:ネプツニウム
外語:Np: Neptunium 学名 , Neptunium 英語 , Neptunium ドイツ語 , Neptunium フランス語 , Neptunio スペイン語 , Нептуний ロシア語 , نبتونيوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , Neptuni/o エスペラント
品詞:名詞
2009/01/28 作成
2014/03/02 更新

銀白色の金属元素の一つ。超ウラン元素の一つ。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: [237]
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d10、5f4、6s2、6p6、6d1、7s2
    • [Rn]5f4、6d1、7s2
  • 電子殻: 2、8、18、32、22、9、2
  • 原子価: 3、4、5、6
  • 酸化数: 0、+3、+4、+5、+6

物理特性

  • : 固体
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • 密度: (該当資料なし)
  • 比重: (該当資料なし)
  • CAS番号: 7439-99-8
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 水への溶解性: (該当資料なし)

同位体

質量数は、225から244までが確認されており、その中に核異性体も存在する。

安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。

崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。

同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
225Np α崩壊221Pa
226Np α崩壊222Pa
227Np α崩壊223Pa
228Np β+崩壊228U
α崩壊224Pa
229Np α崩壊225Pa
β+崩壊229U
230Np β+崩壊230U
231Np β+崩壊231U
232Np β+崩壊232U
233Np β+崩壊233U
234Np4.4日β+崩壊234U
235Np1.084年EC崩壊235U
α崩壊231Pa
236Np11.5万年EC崩壊236U
β崩壊236Pu
α崩壊232Pa
22.5時  
237Np微量214.4万年α崩壊233Pa
自発核分裂(SF) 
30Mg核放射207Tl
238Np2.117日β崩壊238Pu
239Np2.3565日β崩壊239Pu
240Np β崩壊240Pu
240mNp β崩壊240Pu
241Np β崩壊241Pu
242Np β崩壊242Pu
243Np β崩壊243Pu
244Np β崩壊244Pu

崩壊

237Npはネプツニウム系列と呼ばれる崩壊系列を形成する最初の核種である。

しかしネプツニウム自体の半減期があまり長くないこともあり、自然界ではその存在は確認されていない。

酸化状態

ネプツニウムのようにf軌道に電子を持つ原子は、酸化状態が多数ある。

最も安定な酸化数は5価で、他に3価/4価/6価が存在し、状態に応じて色が変化する。

3価は、4価は黄緑色、5価は、6価はピンク色を呈している。

安全性

適用法令

  • 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
    • 放射性同位元素
  • 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1940(昭和15)年、アメリカの科学者、エドウィン・マッティソン・マクミラン(Edwin Mattison McMillan)とフィリップ・ホーグ・アベルソン(Philip Hauge Abelson)によって、238Uに中性子を衝突させるという方法で作りだされた。

製法は、238U+n→239U→239Npであり、239Uのβ崩壊による崩壊後生成物として得られた。

これが、人工的に作られた最初の超ウラン元素となった。

化学名Neptuniumは、1846(弘化3)年に発見された惑星である海王星Neptuneから名前を取り、名付けられた。この海王星の名は、ローマ神話の海洋の神ネプトゥーヌス/ネプチューンに由来する。これはギリシャ神話ポセイドンに相当する。

  • 弗化ネプツニウム(Ⅲ) (NpF3)
  • 酸化ネプツニウム(Ⅳ) (NpO2)

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