イットリウム

読み:イットリウム
外語:Y: Yttrium 学名 , Yttrium 英語 , Yttrium ドイツ語 , Yttrium フランス語 , Itrio スペイン語 , Иттрий ロシア語 , يتريوم アラビア語 , 钇 大陸簡体 , 釔 台灣正體 , itri/o エスペラント
品詞:名詞

銀白色の金属元素の一つ。

目次

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 88.90585(2)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d1、5s2
    • [Kr]4d1、5s2
  • 原子価: 3
  • 酸化数: 0、+3

物理特性

同位体

質量数は、76から109までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は一つのみ。

  • 89Y
同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
76Y‐ 陽子放射75Sr
77Y‐ β+崩壊77Sr
陽子放射76Sr
78Y‐ β+崩壊78Sr
79Y‐ β+崩壊79Sr
80Y‐ β+崩壊80Sr
80Y‐ β+崩壊80Sr
81Y‐ β+崩壊81Sr
82Y‐ β+崩壊82Sr
83Y‐ β+崩壊83Sr
84Y‐ β+崩壊84Sr
84mY‐ β+崩壊84Sr
85Y‐ β+崩壊85Sr
85mY‐ β+崩壊85Sr
IT崩壊85Y
86Y‐ β+崩壊86Sr
86mY‐ IT崩壊86Y
β+崩壊86Sr
87Y‐3.33日EC崩壊87Sr
β+崩壊87Sr
87mY‐ IT崩壊87Y
β+崩壊87Sr
88Y‐106.65日EC崩壊88Sr
β+崩壊88Sr
89Y100.00%安定核種(中性子数50)
90Y‐2.67日β−崩壊90Zr
90mY‐ IT崩壊90Y
β−崩壊90Zr
91Y‐58.51日β−崩壊91Zr
91mY‐ IT崩壊91Y
β−崩壊91Zr
92Y‐ β−崩壊92Zr
93Y‐ β−崩壊93Zr
94Y‐ β−崩壊94Zr
95Y‐ β−崩壊95Zr
96Y‐ β−崩壊96Zr
97Y‐ β−崩壊97Zr
98Y‐ β−崩壊98Zr
99Y‐ β−崩壊99Zr
100Y‐ β−崩壊100Zr
101Y‐ β−崩壊101Zr
102Y‐ β−崩壊102Zr
103Y‐ β−崩壊103Zr
104Y‐ β−崩壊104Zr
105Y‐ β−崩壊105Zr
106Y‐ β−崩壊106Zr
107Y‐ β−崩壊107Zr
108Y‐ β−崩壊108Zr
109Y‐ β−崩壊109Zr

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

希土類としては初めて発見された。イットリウムは生体と殆ど無縁で、毒性はないと考えられるが、特に薬効も無いと考えられている。

イットリウム鉄ガーネットは磁性体として使われるが、透明、低伝導性、強磁性体という特徴的な性質を持っている。

イットリウムアルミニウムガーネットはYAGレーザー素子として用いられている。

適用法令

  • 消防法(法第二条第七項危険物別表第一)
    • 危険物 第二類(可燃性固体、金属粉)
  • 労働安全衛生法
    • 名称等を通知すべき有害物
      • 法第57条の2、施行令第18条の2別表第9
      • 政令番号 第54号
  • 船舶安全法
    • 腐食性物質(危規則第2,3条危険物告示別表第1)
  • 航空法
    • 腐食性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1)

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1794(寛政6)年、ヨハン・ガドリン(Johan Gadolin)によりストックホルム近郊のイッテルビー村で採取された鉱物から発見された。後にこの鉱物はガドリン石と呼ばれるようになる。

元素は、その村の名前Ytterbyからイットリアと命名された。しかし、このイットリアは実際には純粋ではなく、その後の研究により、最終的には九種類もの希土類元素が含まれていた。

具体的には、次のように単離されている。

  • イットリウムアルミニウムガーネット (Y3Al5O12)
  • イットリウム鉄ガーネット (Y3Fe2(FeO4)3)
  • 酸化イットリウム (Y2O3)
  • 弗化イットリウム (YF3) (13709-49-4)
関連するリンク
MSDS: イットリウム
用語の所属
元素
遷移金属元素
希少金属

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