通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

イットリウム

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:イットリウム
外語:Y: Yttrium 学名 , Yttrium 英語 , Yttrium ドイツ語 , Yttrium フランス語 , Itrio スペイン語 , Иттрий ロシア語 , يتريوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , itri/o エスペラント
品詞:名詞
2007/07/20 作成
2013/06/16 更新

銀白色の金属元素の一つ。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 88.90585(2)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d1、5s2
    • [Kr]4d1、5s2
  • 原子価: 3
  • 酸化数: 0、+3

物理特性

同位体

質量数は、76から109までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は一つのみ。

  • 89Y
同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
76Y 陽子放射75Sr
77Y β+崩壊77Sr
陽子放射76Sr
78Y β+崩壊78Sr
79Y β+崩壊79Sr
80Y β+崩壊80Sr
80Y β+崩壊80Sr
81Y β+崩壊81Sr
82Y β+崩壊82Sr
83Y β+崩壊83Sr
84Y β+崩壊84Sr
84mY β+崩壊84Sr
85Y β+崩壊85Sr
85mY β+崩壊85Sr
IT崩壊85Y
86Y β+崩壊86Sr
86mY IT崩壊86Y
β+崩壊86Sr
87Y3.33日EC崩壊87Sr
β+崩壊87Sr
87mY IT崩壊87Y
β+崩壊87Sr
88Y106.65日EC崩壊88Sr
β+崩壊88Sr
89Y100.00%安定核種(中性子数50)
90Y2.67日β崩壊90Zr
90mY IT崩壊90Y
β崩壊90Zr
91Y58.51日β崩壊91Zr
91mY IT崩壊91Y
β崩壊91Zr
92Y β崩壊92Zr
93Y β崩壊93Zr
94Y β崩壊94Zr
95Y β崩壊95Zr
96Y β崩壊96Zr
97Y β崩壊97Zr
98Y β崩壊98Zr
99Y β崩壊99Zr
100Y β崩壊100Zr
101Y β崩壊101Zr
102Y β崩壊102Zr
103Y β崩壊103Zr
104Y β崩壊104Zr
105Y β崩壊105Zr
106Y β崩壊106Zr
107Y β崩壊107Zr
108Y β崩壊108Zr
109Y β崩壊109Zr

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

希土類としては初めて発見された。イットリウムは生体と殆ど無縁で、毒性はないと考えられるが、特に薬効も無いと考えられている。

イットリウム鉄ガーネットは磁性体として使われるが、透明、低伝導性、強磁性体という特徴的な性質を持っている。

イットリウムアルミニウムガーネットはYAGレーザー素子として用いられている。

適用法令

  • 消防法(法第二条第七項危険物別表第一)
    • 危険物 第二類(可燃性固体、金属粉)
  • 労働安全衛生法
    • 名称等を通知すべき有害物
      • 法第57条の2、施行令第18条の2別表第9
      • 政令番号 第54号
  • 船舶安全法
    • 腐食性物質(危規則第2,3条危険物告示別表第1)
  • 航空法
    • 腐食性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1)

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1794(寛政6)年、ヨハン・ガドリン(Johan Gadolin)によりストックホルム近郊のイッテルビー村で採取された鉱物から発見された。後にこの鉱物はガドリン石と呼ばれるようになる。

元素は、その村の名前Ytterbyからイットリアと命名された。しかし、このイットリアは実際には純粋ではなく、その後の研究により、最終的には九種類もの希土類元素が含まれていた。

具体的には、次のように単離されている。

  • イットリウムアルミニウムガーネット (Y3Al5O12)
  • イットリウム鉄ガーネット (Y3Fe2(FeO4)3)
  • 酸化イットリウム (Y2O3)
  • 弗化イットリウム (YF3) (13709-49-4)
関連するリンク
MSDS: イットリウム
用語の所属
元素
遷移金属元素
希少金属

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.02 (21-Aug-2018)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club