通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

ウラン235

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編下 (NELEMN7)
読み:ウラン・にひゃくさんじゅうご
外語:235 U 英語
品詞:名詞
2011/03/28 作成
2013/08/18 更新

ウラン同位体の一つ。

  • 記号: 235U
  • 原子番号: 92
  • 質量数: 235 (陽子92、中性子143)
  • 天然存在比: 0.7204%
  • 半減期: 7億年
    • 比放射能: 8.02×104 (8万Bq/g)
    • 比放射能の逆数: 1.25×10−5
  • 崩壊の種類:崩壊後生成物
    • α崩壊231Th
    • 自発核分裂(SF) → ?
    • クラスタ崩壊(24Ne+25Ne核放射) → ?
    • クラスタ崩壊(28Mg+29Mg核放射) → ?
  • 主な由来
    • 235Np (EC崩壊) 半減期1.084年
    • 239Pu (α崩壊) 半減期24,110年

天然には、全ウラン中で1%に満たない程度しか存在しない。

ウラン235(235U)は核分裂反応が臨界に達することが可能なため、原子炉核燃料核爆弾に使われる。

崩壊

235Uの半減期は7億年で、あまり崩壊しない。

α崩壊してα粒子(ヘリウム原子核)を放出し、トリウム231(231Th)になる。これはアクチニウム系列と呼ばれる崩壊系列の一つである。

その他稀に、クラスタ崩壊や、自発核分裂(SF)をすることもある。

核分裂生成物

原子炉で核燃料として使用した時の、ウラン235の核分裂による主な核分裂生成物(質量数順)。更にβ崩壊や中性子捕獲で別核種に変わっていくが、それらについては触れない。

生体への影響

科学技術庁告示第五号 平成十二年科学技術庁告示第五号(放射線を放出する同位元素の数量等)における、ウラン235の実効線量係数(ミリシーベルト/ベクレル)は、次のとおりである。

  • 吸入摂取した場合 (六弗化ウラン、弗化ウラニル、硝酸ウラニル等の六価の化合物) 6.0×10−4
  • 吸入摂取した場合 (三酸化ウラン、四弗化ウラン、四塩化ウラン等の難溶性の化合物) 1.3×10−3
  • 吸入摂取した場合 (二酸化ウラン、八酸化三ウラン等の不溶性の化合物) 6.1×10−3
  • 経口摂取した場合 (四価のウラン化合物以外の化合物) 4.6×10−5
  • 経口摂取した場合 (二酸化ウラン、八酸化三ウラン、四弗化ウラン等の四価の化合物) 8.3×10−6

つまり、10,000ベクレルを経口摂取した時(害の大きい四価以外)の実効線量は0.46ミリシーベルト(460マイクロシーベルト)である。

用語の所属
ウラン
同位体
関連する用語
放射線
ウラン238

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club