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赤色104号

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・食品添加物編 (NSUBNFA)
読み:あかいろ・ひゃくよんごう
外語:Red No.104 英語 , Phloxine B 英語
品詞:名詞
2001/03/22 作成
2014/07/12 更新

合成着色料(タール色素)の一つ。キサンチン色素(キサンチン系酸性染料)。フロキシンB(Phloxine B)、アシッドレッド92(Acid Red 92)とも呼ばれる。

基本情報

  • 分子式: C20H2Br4Cl4Na2O5
  • 分子量: 829.64
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 18472-87-2
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 化学名: Spiro[isobenzofuran-1(3H), 9'-[9H]xanthen]-3-one,2',4',5',7'-tetrabromo-4,5,6,7- tetrachloro-3', 6'-dihydroxy-, disodium salt

赤色104号
赤色104号

  • 外観: 赤〜暗赤褐色、無臭。水に溶かすと橙赤色を呈する

誘導体、関連物質の例

(特になし)

日光に弱く、酸に不安定。但し熱および還元に強く、醱酵食品や焼き菓子に使うことができる。

なお酸性条件(pH4.5以下)では不溶性となるため、菓子や飲料には利用できない。

食品のほか、現在は歯垢染め出し液(カラーテスター)などにも利用されている。

遺伝子損傷などを生じるとして国によっては禁止されている。日本では毒性試験が比較的進んでおり、安全性を確認した上で禁止にしていない。

なお、「赤色104号の(1)」などとも呼ばれることがある。

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
    • 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
    • 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
    • 暴露許容濃度(TLV): (該当資料なし)
    • 最大許容作業濃度(MAK): (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

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