違法ドラッグ

かつて厚生労働省や自治体は、「麻薬及び向精神薬取締法」や「覚せい剤取締法」に抵触する薬品を違法ドラッグと呼び、それ以外の幻覚・麻酔作用のある薬品は前法には抵触しないが薬事法(現・薬機法)違反となるので脱法ドラッグと呼んでいた。

現在では、薬機法違反の薬も違法ドラッグの扱いだそうである。

覚醒剤や麻薬、大麻などが法律で規制されるドラッグであるが、規制対象となる薬物がそれぞれ異なる法律で定められている。

• 覚醒剤 ‐ 覚せい剤取締法
• 麻薬、合成麻薬(MDMA、ヘロイン等) ‐ 麻薬及び向精神薬取締法
• コカイン、幻覚剤(LSD等)、向精神薬等 ‐ 麻薬及び向精神薬取締法
• 大麻 ‐ 大麻取締法
• アヘン、けし等 ‐ あへん法
• シンナー等有機溶剤 ‐ 毒物及び劇物取締法

以下は未成年について違法となるドラッグである。

• 酒 ‐ 未成年者飲酒禁止法
• 煙草(ニコチン) ‐ 未成年者喫煙禁止法