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InfiniBand

辞書:通信用語の基礎知識 通信技術接続編 (CTIF)
読み:インフィニバンド
外語:InfiniBand 英語
品詞:名詞
2013/05/28 更新

InfiniBand Trade Association(IBTA)により策定されたハイエンド・サーバー向けの高速インターフェイスの名。

IBTAは、Compaq Computer、DellHewlett-PackardIBMIntelMicrosoftSun Microsystemsの7社が中心となって設立された。

元々はIntelが提唱しNGIO Forumで標準化を進めていたNext Generation I/O(NGIO)と、Compaq、Hewlett-Packard、IBMなどによるFuture I/O Allianceが策定していたFuture I/O(FIO)があった。

両仕様とも1999(平成11)年に仕様書がリリースされたが、その後両仕様の統合が検討され、同年8月31日に統合仕様として「System I/O」を発表、10月に「InfiniBand」に改称し、規格書は2000(平成12)年10月にリリースされた。

InfiniBandは汎用のI/Oで、スロット形式の拡張バス・銅線ケーブル、光ファイバーの3種類が物理的なインターフェスとして規定されている。

用途

元々は、PCIPCI-Xの後継と目されていたインターフェイスであった。しかしパソコン分野ではPCI-X 2.0やPCI Expressの登場によって、InfiniBandの活躍の場は無くなった。

速度

伝送距離は光ファイバー時で最大10kmである。

物理層速度は、SDRの1レーン時で、2.5Gbps(但し8b/10bにより符号化されているため、実質のデータレートは2Gbps)双方向の転送速度がある。

高速化のアプローチは二種類あり、データレートの向上と、複数の接続を束ねて高速化を図る(レーン数の向上)とがある。

データレートは、基本をSDRとし、2倍のDDR、4倍のQDR、約7倍のFDRがある(倍率は全て実効転送レート比)。

  • SDR/DDR/QDRまでは8b/10bが用いられ、実効転送レートは物理層速度の80%となる。
  • FDRでは64b/66bが用いられ、実効転送レートは物理層速度の約97%となる。
  • 将来的に、EDR、HDR、NDRが規定される計画である。

レーン数は、1レーン(1X)、4レーン(4X)、12レーン(12X)が規定されている。

これを著している時点では、FDR 12X(転送レート168Gbps)が最速である。

データレート

物理層速度と伝送符号と実効速度を以下に示す。

  • SDR(Single Data Rate) ‐ 2.5Gbps → (8b/10b) → 2Gbps
  • DDR(Double Data Rate) ‐ 5Gbps → (8b/10b) → 4Gbps
  • QDR(Quad Data Rate) ‐ 10Gbps → (8b/10b) → 8Gbps
  • FDR(Fourteen Data Rate) ‐ 14.0625Gbps → (64b/66b) → 13.6364Gbps
  • EDR(Enhanced Data Rate) ‐ 25.78125Gbps → (64b/66b) → 25Gbps
  • HDR(High Data Rate) ‐ TBD
  • NDR(Next Data Rate) ‐ TBD

一覧

物理層速度は以下の通り。実効速度は、SDR/DDR/QDRはこの80%、FDR/EDRはこの約97%である。

 速度(Gbps)計画中(Gbps)
 SDRDDRQDRFDREDRHDRNDR
1X2.55101426  
4X10204056104  
12X306080168312  
関連するリンク
InfiniBand Trade Association
関連する用語
8b/10b

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