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203系

辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道車両編 (RCAR)
読み:にひゃくさんけい
外語:Series 203 英語
品詞:名詞
2010/05/28 更新

国鉄が製造した直流通勤形電車。1982(昭和57)年運転開始。

背景

常磐緩行線では開通以来103系1000番台が利用されていたが、以下のような点で相互乗り入れ先の千代田線を抱える営団地下鉄(現在の東京地下鉄)からの苦情が絶えなかった。

  • 抵抗制御のためトンネル内に大量の熱が放出される
  • 営団6000系電車との消費電力の差がありすぎるため営団は国鉄に対し差額の電気代を請求してきた
  • あまりにも性能に余裕がなく、車両の重量増を伴う冷房化を行なうことができない

解決

問題解決のため、国鉄は先に投入されていたサイリスタチョッパ制御201系をベースに新たに常磐緩行線向けの車両を製造することになった。

201系とは以下の点で違う。

  • 車体はアルミ製
  • A-A基準
  • 機器の小型化

203系の登場でようやく営団地下鉄が満足する性能の電車が実現できたと言われている。

問題点

203系は価格が高く、常磐緩行線の103系を全車置き換えた後は、他線に投入されることは無かった。

現在も常磐緩行線と、乗り入れ先の東京メトロ千代田線のみで走っており、全車両が松戸車両センターに在籍している。

余談

同時期に開通した筑肥線と福岡市地下鉄直通用の電車は、やはり103系電車であった。

このことに関して福岡市交通局が文句を言わないのは不自然な感じもするが、これは乗り入れ本数が極端に少ないためあまり問題視されなかったというのが真相のようである。

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