ステビア

読み:ステビア
外語:stevia 英語 , Stevia rebaudiana Bertoni 学名
品詞:名詞

キク科の多年草植物。

目次

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 植物界 Plantae
  • 門: 被子植物門 Angiosperm
  • ▼: 真正双子葉類 eudicots
  • ▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
  • ▼: キク群 asterids
  • ▼: 第2真正キク群 euasterids Ⅱ
  • 目: キク目 Asterales
  • 科: キク科 Asteraceae
  • 亜科: キク亜科 Asteroideae
  • 上連: (仮称)ヒマワリ上連 Helianthodae
  • 連: ヒヨドリバナ連 Eupatorieae
  • 属: ステビア属 Cosmos

新エングラー分類法では亜綱として「合弁花亜綱 Tubiflorae」を、クロンキスト分類法では亜綱として「キク亜綱 Asteridae」を置く。概ね同等の亜綱である。

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

  • 門: モクレン門 Magnoliophyta
  • 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
  • 亜綱: キク亜綱 Asterdiae
  • 目: キク目 Asterales
  • 科: キク科 Asteraceae

生態

原産地はパラグアイ。

葉から低カロリーでかつ砂糖の200〜300倍の甘みを持つ天然甘味料が得られる。その甘味料のこともステビアと呼ばれている。

ステビアの主成分はステビオサイドだが、独特の苦みがあり、また後味が残ってしまうため汎用の甘味料としての利用には無理があった。しかし広島大学医学部で第2成分の「レバウディオサイドA」が主成分であるステビオサイドより優れた甘味料であることが発見され、また苦味も酵素処理で除去可能となり製品化も実現した。現在では品種改良の結果、レバウディオサイドAを多く含む品種が開発されている。

ステビオサイドは砂糖の200倍、レバウディオサイドAは300倍以上の甘味があり、しかもカロリーが低いためダイエット用甘味料として広く利用されている。

用語の所属
キク科
関連する用語
砂糖
ステビオサイド
天然甘味料

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