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非常に強い電波を発している。「おとめ座A」と呼ばれる、おとめ座方向の電波源の正体はM87であることが分かっている。
巨大望遠鏡を使うと銀河核から長さ5,000光年程度の宇宙ジェットが吹き出していることが確認できる、活動銀河核(AGN)である。約6000万光年の距離があるが、明るい宇宙ジェットを伴うAGNとしては最も近いところにあることから、数多くの観測が行なわれている。
1994(平成6)年にハッブル宇宙望遠鏡の微光天体スペクトルグラフにより中心部のガス全体が550km/s(475.2km/cBeat)もの高速度で回転していることを確認し、中心には超大質量ブラックホールがあることが確認された。
国際協力プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ」(EHT)による研究成果により、M87銀河核である超大質量ブラックホールは、質量は太陽質量の65億倍と確認された。
このブラックホールの事象の地平面の大きさは約400億kmとされている。
ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)による観測により、M87は過去、中規模の渦巻銀河と衝突し、飲み込んでいた痕跡が確認された。
M87は太陽の1兆倍以上の質量を持った巨大楕円銀河だが、こういった銀河は周辺の銀河を飲み込んで大型化すると考えられてきた。
銀河同士が衝突しても互いに混ざり合うだけなため、混ざり合ってしまってからその痕跡を探すことは非常に困難である。それでも、VLTを用いた分光観測により銀河内の惑星状星雲の動きを確認することで、M87では過去に銀河の合体が生じた痕跡が確認されたという。
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