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雑音指数と訳され、増幅器などでS/N(C/N)が劣化(低下)する比のこと。通常はdBで表わされることが多い。真数の(dBでない)場合には、NF = (入力側でのS/N) / (出力側でのS/N) という式にて求める事が出来る。
トータルでのNFは、初段の雑音指数と利得が支配的となる。しかし、こうした広帯域の部分で利得を稼ぐことは他信号の妨害を受けたりするため、程々にせねばならない。NFさえ満足すれば、選択性の高い増幅回路であるIF(中間周波数)段で増幅を行なう方が良い。逆に言えば、NFの良くないものを初段に追加しても良い事はなく、折角NFが良いものでもアンテナ直下に設置をしなければ意味が無くなる。ケーブル損失は、その損失分がNFに相当する。
なお、無線系ではアンテナを含めて考慮することにもなる。その場合、アンテナは NF=0dB で利得だけあるものとして扱う事が出来る。よって同一のC/Nで比較する場合、アンテナの利得が大きい時には、初段のNFはある程度低ければ済み、逆に初段のNFが良い(低い)ならば、小さなアンテナでも済むことになる。これはBSアンテナの小型化として実感することが出来る。BS等のアンテナと呼ばれているものは、実はアンテナ素子だけでなく高周波増幅回路や周波数変換回路が含まれているために電源供給が必要となる。
ここでの増幅と一桁低い周波数に変換していることで、ケーブルによる損失分を補うことが出来る。逆に言えば、よほど多数に分配している場合やケーブルが異常に長い場合以外には、ブースターを入れることは意味があまり無い。
そうするとNFは低いほど良いように見えるが、それは周波数にもよる。外来の雑音が多ければ、如何にNFを低くしても恩恵は殆どない。一般に周波数が高いほど外来ノイズは減る。BSの領域では、実現出来るだけの低いNFにする事はまだ効果的といえる。
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