通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

WPA

辞書:通信用語の基礎知識 無線技術物理層編 (WCPMD)
読み:ダブリューピーエイ
外語:WPA: Wi-Fi Protected Access 英語
品詞:名詞
2004/02/04 作成
2009/09/12 更新

無線LANの暗号化規格の一つで、WEPに代わるもの。

貧弱なWEPに対処するために、次のような機能が盛り込まれている。

  1. 認証の強化

    IEEE 802.1X認証サーバーを使うことで、個々のユーザーを認証する機能。

  2. 鍵長の拡張

    初期化ベクトル(IV)を48ビットに、秘密鍵を128ビットに拡張した。

  3. TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)

    WPA-TKIPで使われている暗号化プロトコルである。

    クライアントごとに異なるキーを発行し、定期的に変更する機能。

  4. AES(Advanced Encryption Standard)

    WPA-AESで使われている暗号化プロトコルである。

    TKIPは脆弱だが、AESは堅牢である。

  5. MIC(Message Integrity Code)

    暗号化プロトコルの機能の一つで、メッセージが送信中に改竄されていないことを確認する機能。

    リプレイ攻撃の防止にも有効である。

改善点

TKIPと呼ばれる暗号鍵変更を10,000パケットごとに行なうため、攻撃者は同じ鍵で暗号化した暗号文を多く入手することが出来ず、攻撃されにくくなる。

IEEE 802.11iで規格化される予定だったが、WEPがあまりにも貧弱なためWPAのみを先行させ2002(平成14)年10月に発表、IEEE 802.11a/b/gで利用できるようにした。

種類

使用する環境や機器にあわせ、二つの規格がここに含まれている。

後継等

現在の主流だが、その暗号強度については疑問が呈されている。

WPA-TKIPは脆弱であり、2008(平成20)年後半には15分以内に破る方法が発表され、2009(平成21)年には1分程度で破る方法が発表された。

後継として、次のようなものがある。

  • WPA-AES ‐ 暗号にAESを採用した
  • WPA2-AESWPA2はWPAの後継で、こちらも暗号にAESを採用
用語の所属
IEEE 802.11i
IEEE 802.11a/b/g
関連する用語
WPA Personal
WPA Enterprise
WPA-PSK
TKIP
WEP
AES

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club