超重元素の一つ。仮名ウンウンヘキシウム(Uuh)。
一般情報
原子情報
- 原子量: [289] [292]
- 電子配置:
- 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d10、5f14、6s2、6p6、6d10、7s2、7p4
- [Rn]5f14、6d10、7s2、7p4
- 電子殻: 2、8、18、32、32、18、6
- 原子価: 不明
- 酸化数: 不明
物理特性
- 相: 固体
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: (該当資料なし)
- 密度: (該当資料なし)
- 比重: (該当資料なし)
- CAS番号: 54100-71-9
- ICSC番号: (登録なし)
- 水への溶解性: 溶けない
安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。
同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊 | 崩壊後生成物 |
290Lv | ‐ | 15ミリ秒 | α崩壊 | 286Fl |
291Lv | ‐ | 6.3ミリ秒 | α崩壊 | 287Fl |
292Lv | ‐ | 18ミリ秒 | α崩壊 | 288Fl |
不明。
適用法令
- 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
- 試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示
危険性
- 引火点: (該当資料なし)
- 発火点: (該当資料なし)
- 爆発限界: (該当資料なし)
有害性
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
- 分解性: (該当資料なし)
- 蓄積性: (該当資料なし)
- 魚毒性: (該当資料なし)
2000(平成12)年12月6日、米国立ローレンス・リバモア研究所とロシアのドブナ原子核共同研究所(JINR)の共同チームが、モスクワ郊外にある粒子加速装置で248Cmに48Caイオンを衝突させるという方法で作りだされた。
製法は248Cm+48Ca→292Lv+4nである。
ロシアのドブナ原子核共同研究所(JINR)は、研究所に近いモスクワ州(ロシア連邦の首都であるモスクワ市とは違う)にちなみmoscoviumを元素名として提案していたらしいが、米国立ローレンス・リバモア研究所もlivermorium(リバモリウム)を提案した。
2011(平成23)年12月にIUPACが元素の存在を認め、元素名の案としてlivermorium、元素記号案Lvを発表した。意見を求めた後、2012(平成24)年5月30日に正式決定した。
和名は、日本化学会命名法専門委員会により、リバモリウムと決められ、2012(平成24)年6月22日に発表された。
不明。
115 モスコビウム ‐ 116 リバモリウム ‐ 117 テネシン
用語の所属
元素
放射性元素
半金属元素
超重元素
LV
関連する用語
フレロビウム