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イソ吉草酸

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・脂肪酸編 (NSUBNAF)
読み:イソきっそうさん
外語:isovaleric acid 英語 , 異缬草酸 大陸簡体 , 異纈草酸 台灣正體
品詞:名詞
2001/03/31 作成
2007/02/20 更新

有機酸(カルボン酸)の一つで、炭素数5の飽和脂肪酸の一つ。飽和脂肪族モノカルボン酸。枝分かれした吉草酸の一つである。イソバレリアン酸、イソペンタン酸とも。

  • 組成式: C5H10O2
  • 構造式: (CH3)2CHCH2COOH
  • 分子量: 102.13
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 503-74-2
  • 化学名: 3-methylbutanoic acid

イソ吉草酸
イソ吉草酸

誘導体、関連物質の例

安全性

法規制など

特定悪臭物質

特定悪臭物質に認定されており、「蒸れた靴下臭」であるとされている。納豆のような臭いとも言われる。

発生源

ヒトの体内ではアミノ酸の分解過程で合成される。通常は代謝の過程で分解されてゆく。

納豆の醱酵過程で、アンモニアと共に生成されている。

大規模には、畜産事業場や化学系工場などが主な発生源である。家畜のふん等からも発生する。

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