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クォーク星

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:クォークせい
外語:quark star 英語
品詞:名詞
2002/04/21 作成
2010/01/06 更新

高密度星の一種。中性子星を構成する中性子が潰れ、クォークになってしまったと考えられている天体。中性子星とブラックホールの中間段階と考えられている。

質量が太陽質量の8倍以下であれば、終焉は白色矮星である。8倍を超えると超新星爆発を起こし中性子星となる。

中性子星にも質量の限界があり(チャンドラセカール限界)、一定以上のものは存在しない。作られた核の質量が太陽の3倍程度に収まれば中性子星になれるが、それ以上の場合はブラックホールになる。

但し、作られた核の質量が太陽の3倍を超え、かつブラックホールにならない程度のものであった場合、このようにクォーク星になると考えられている。

性質

この天体は、クォークが塊となり、クォークが裸で露出している天体であると考えられている。

しかし、通常の温度や密度環境では、クォークはハドロンと呼ばれる素粒子を構成しており(これをカラーフレーバー結合(CFL)状態という)、単独で取り出すことは不可能である。一般的な説明では、クォーク星は通常を超えた高密度のためCFLが解けているとされる。

発見

最初に発見されたのは、みなみのかんむり座のRX J1856.5-3754で、NASAのX線天文衛星チャンドラとNASAのハッブル宇宙望遠鏡で観測された。天体の表面温度が70万℃、直径が僅か7マイル(11.2km)であるとされ、中性子星よりも高密度であるとみられる。

また、カシオペア座の中性子星3C58(超新星爆発は日本の「明月記」の記録により1181(養和元)年だったとされている)も、表面温度が100万度よりも低温であり、少なくとも一部はクォーク星化していると考えられている。

用語の所属
天体
高密度星
関連する用語
中性子星
クォーク
RX J1856.5-3754
3C58

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