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ブレーザー

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:ブレーザー
外語:Blazar 英語
品詞:名詞
2014/06/11 作成

活動銀河核(AGN)の中でも、特に高エネルギーで明るく観測される天体

クエーサーと同様の天体である。

クエーサーは中央にブラックホールがあり、ブラックホール周辺に作られる降着円盤のガスや塵が、ブラックホールの両極方向に光速に近い速度でジェットとして噴き出していると考えられている。

ブレーザーは、円盤がたまたま地球の側を向いているもので、このためジェットが地球方向に噴出するために、あらゆる波長で明るく見えると考えられている。

種類

スペクトル観測から、次の二種類に分けられている。

発光

FSRQは、降着円盤も明るく輝いているが、中心のブラックホールの質量は小さい。

とかげ座BL型天体は、降着円盤は輝かず、中心のブラックホールの質量が大きく、ジェットを吹き出している。

進化

観測では、宇宙誕生から間もない頃はFSRQが多く、56億年前ごろからFSRQの数が減ってとかげ座BL型天体が増えるとされている。つまり、FSRQからとかげ座BL型天体へと変化したと見られている。

仮説では、小さな銀河同士が衝突し合体を続けていた頃は降着円盤の輝くFSRQが多く、やがて銀河同士の衝突が減る頃には降着円盤も光らなくなるが、ブラックホールのエネルギーは増しているためジェットを出すようになり、これがとかげ座BL型天体として観測されるとされている。

そして、とかげ座BL型天体はやがてエネルギーを失うため暗くなると考えられている。

用語の特徴
活動銀河核
関連する用語
クエーサー

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