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ポロニウム210

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:ポロニウム・にひゃくじゅう
外語:210 Po 英語
品詞:名詞
2014/03/01 作成
2014/09/07 更新

ポロニウム同位体の一つ。自然放射能の一つ。

ポロニウム210は、ウラン・ラジウム系列に含まれる同位体であるため、ウラン238から始まる崩壊の継続により随時補充される。従って、半減期はごく短いながらも、ごく微量が天然に存在する。

また、グラムあたり約166兆ベクレルと、ごく微量でも強い放射能を持っており、これがキュリー夫妻によるポロニウム発見につながった。

人体内

人体内にはポロニウム210として約20ベクレルが存在するとされる。

暗殺

微量でも強い放射能を持つことを利用して、ロシアでは暗殺にポロニウム210を使うらしい。

たばこ

煙草の葉の中にもポロニウム210が含まれており、これに伴う健康被害(ガンなど)のリスクが様々に評価されている。

崩壊

半減期は138.4日で、α崩壊する。

α崩壊し、α線を放出して、の安定核種である鉛206(206Pb)になる。

稀だが、代わりに鉛206m(206mPb)になることがあり、この場合はIT崩壊時にγ線を放出する。

生体への影響

科学技術庁告示第五号 平成十二年科学技術庁告示第五号(放射線を放出する同位元素の数量等)における、ポロニウム210の実効線量係数(ミリシーベルト/ベクレル)は、次のとおりである。

  • 吸入摂取した場合 (酸化物、水酸化物及び硝酸塩以外の化合物) 7.1×10−4
  • 吸入摂取した場合 (酸化物、水酸化物及び硝酸塩) 2.2×10−3
  • 経口摂取した場合 (酸化物、水酸化物及び硝酸塩以外の化合物) 2.4×10−4
  • 経口摂取した場合 (酸化物、水酸化物及び硝酸塩) 2.4×10−4

つまり、10,000ベクレルを経口摂取した時の実効線量は2.4ミリシーベルト(2400マイクロシーベルト)である。

用語の所属
ポロニウム
同位体
関連する用語
放射線

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