茸

茸にも有毒のものから無毒のものまで様々あり、食用品種となるとその数は多くはない。

一般に食用とするものは、菌蕈亜門と呼ばれる亜門に属するものである。

主要な食用茸は、次のように分類される。

菌類はなお研究中の題材であり、もって分類関係も随時大幅な変更がかかることがある。以下は、現状で把握されている範囲内での一例である。

• 真正担子菌綱(ハラタケ綱) Homobasidiomycetes
  • ハラタケ亜綱 Agaricomycetidae
    • ハラタケ目
      • キシメジ科
        • エノキタケ属
          • エノキタケ(榎茸)
        • キシメジ属
          • マツタケ(松茸)
        • シイタケ属 Lentinula
          • シイタケ(椎茸)
        • シメジ属
          • ホンシメジ(本占地)
          • ハタケシメジ(畑占地)
        • シロタモギタケ属
          • ブナシメジ(橅占地)
          • シロタモギタケ(白楡木茸)
        • スギヒラタケ属
          • スギヒラタケ(杉平茸)
      • ヒラタケ科
        • ヒラタケ属
          • ヒラタケ(平茸)
          • エリンギ
        • ヒメムキタケ属
        • Agaricochaete(和名無し)
      • モエギタケ科
        • スギタケ属
          • ナメコ(滑子)
  • スッポンタケ亜綱 Phallomycetidae
    • サルノコシカケ目 Polyporales
      • サルノコシカケ科 Polyporaceae
        • マイタケ属 Grifola
          • マイタケ(舞茸)
        • マツオウジ属 Lentinus
          • マツオウジ(松旺子)
    • ヒダナシタケ目 Aphyllophrales
      • マンネンタケ科 Ganodermataceae
        • マンネンタケ属 Ganoderma
          • マンネンタケ(霊芝)
• 異型担子菌綱 Heterobasidiomycetes
  • アカキクラゲ目 Dacryomycetales
    • アカキクラゲ科
      • アカキクラゲ属
        • アカキクラゲ
  • キクラゲ目 Auriculariales
    • キクラゲ科
      • キクラゲ属
        • キクラゲ
  • シロキクラゲ目 Tremellales
    • シロキクラゲ科
      • シロキクラゲ属
        • シロキクラゲ