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Conroe

辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置商品名x86編 (INCPU86)
読み:コンロー
外語:Conroe 英語
品詞:固有名詞
2006/08/03 作成
2010/08/30 更新

IntelIA-32(x86)プロセッサーのうち、Core 2の初代プロセッサーコアの開発コードネーム。

Pentium 4NetBurstは高クロック化のみを優先した発熱上等の設計だったが、Conroeはパフォーマンス/電力効率の向上を狙った設計となっている。

つまりNetBurstの反省を踏まえ、1クロックごとにできることを増やし、発熱・電力を抑えたものである。

仕様表

項目特徴
マイクロアーキテクチャーCoreマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数 
FSBクロック1066/1333MHz
最大バス帯域幅 
1次命令キャッシュ 
1次データキャッシュ 
2次キャッシュ4Miバイト(二つのコアで共有)
製造プロセスルール65nm
ダイサイズ143mm²
集積トランジスタ数2億9,100万個

主な対応機能に、次のようなものがある。

プラットフォーム

全ラインナップ

製品は全て、Core 2 Duo(デスクトップ用)である。

  • FSB 1066MHz
    • 1.86 GHz(E6320)、2.13 GHz(E6420)、2.40 GHz(E6600)、2.66 GHz(E6700)
  • FSB 1333MHz、VT対応
    • 2.33 GHz(E6540)
  • FSB 1333MHz、VT対応、TXT対応
    • 2.33 GHz(E6550)、2.66 GHz(E6750)、3.00 GHz(E6850)

2次キャッシュを半分の2Miバイトに減らしたコアはAllendale(アレンデール)である。

Core 2 Extreme用のコアは、Conroe XEである。

後継コアは、Core 2 Duoの第二世代コア、Wolfdale(ウルフデール)である。

語源は地名で、アメリカ合衆国テキサス州コンロー市から。

製品名
Intel
IA-32
Intel Core 2
関連する用語
Intel Core 2 Duo
Intel Core 2 Extreme
Merom

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