通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

H-ⅡA204

辞書:科学用語の基礎知識 天文学ロケット編 (UROCKET)
読み:エイチトゥーエイ・にーゼロよん
外語:H-IIA204 英語
品詞:名詞
2003/02/21 作成
2017/01/24 更新

H-ⅡAロケット標準型のファミリー仕様(機体識別名称)の一つ。

204は、次の仕様を意味する。

  • 2 二段式ロケット
  • 0 LRB(液体ロケットブースター) なし
  • 4 SRB-A(固体ロケットブースターA) 4本
  • - SSB(固体補助ロケット) なし

SRBは左右前後に各2本、計4本が取り付けられる。

静止トランスファ軌道投入能力は5.8トン、低軌道投入能力は約15トン。

目的

現行のH-ⅡA2024と比べて性能の向上を図り、またアメリカ製部品(SSB)を使わずに済み国産化率を高めることを目的とした。

SRB-Aには、4本束に対応するSRB-A改良型を使う。SRB-A改良型の価格は不明だが、少なくともSRB-A改良型を4本使用する(202xに対して2本追加する)方が、2024のようにSSBを4本付けるよりは安価と考えられるので、低価格化にも貢献すると思われる。

開発

SRB-Aを2本追加するが、これまでの経験を生かすため、その飛行パターンをH-ⅡA2024に近づけることを目標とした。

主な改修項目は次のとおり。

  1. 4本のSRB-A改良型を装着するため、第一段コア機体の構造体(液体水素タンク及びエンジン部)の強度向上と取付部の追加
  2. 飛行中の動圧と機軸方向加速度をH-ⅡA202Xと同等にするため、SRB-Aの推力パターンを最適化する

強度向上(板厚増加)はH-ⅡAロケット9号機で既に成功している。

推進系艤装(ぎそう)変更も同様に9号機で既に成功している。

SRB-A改良型は7号機から10号機までで使われており、H-ⅡA204の11号機ではこれを初めて4本使用した。

ETS-Ⅷ(技術試験衛星Ⅷ型)型を打ち上げたH-ⅡAロケットが、この構成となった。

関連するリンク
http://www.jaxa.jp/projects/rockets/h2a/design_j.html
関連する技術
H-ⅡAロケット
構成する部品
LRB
SRB-A改良型
SSB

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club