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固体ロケットブースターA3。SRB-A改良型の後継として開発されたSRB-Aシリーズの一つで、H-ⅡAロケットの14号機以降で使用されている。国産で、開発はIHIエアロスペースである。
高圧燃焼モータと長秒時燃焼モータが用意されている。
先のSRB-A2は、H-ⅡAロケット6号機の失敗に対応するための暫定的な改良を施したものだったが、信頼性向上のために性能が8割程度にまで落ちてしまった。
SRB-A3では初期型と同程度にまで性能を向上させ、ノズルの設計変更を行ない、SRB-Aで問題となった局所エロージョンが発生しないように改善された。
SRB-A3でのノズル改良については、ISAS(宇宙科学研究本部)が開発し、Μ-Ⅴロケットの6号機以降の二段目M-25で採用されたITE(Integral Throat/Entrance)ノズルを採用している。
このブースターは、H-ⅡBロケットとH-ⅡAロケットで共通して使用でき、H-ⅡAロケットでは14号機以降で使われている。
また、イプシロンロケット一段目も、このSRB-A3が採用された。共通化によって量産効果を高めコスト削減に繋げることができる。
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