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H-ⅡAロケット6号機

辞書:科学用語の基礎知識 天文学ロケット編 (UROCKET)
読み:エイチトゥーエイ・ロケット・ろくごうき
外語:H-IIA F6: H-IIA Launch Vehicle No.6 英語
品詞:固有名詞
2002/12/31 作成
2011/01/18 更新

宇宙航空研究開発機構(JAXA)(かつてのNASDA)により開発されたH-ⅡAロケットの6号機であり、本番 第4号機。

H-ⅡAロケットの第6号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第37号機である。

「H-ⅡA・F6」とも呼ばれる。

2003(平成15)年11月29日13:33(@231)に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射されたが、失敗した。H-ⅡAロケットは6号機にして初めて打ち上げに失敗した。

ロケットの仕様

ペイロード(積載物)

  • 情報収集衛星
    • IGS-R2 (合成開口レーダー衛星2号機)
    • IGS-O2 (光学衛星2号機)

計画

当初は2003(平成15)年9月10日種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射予定だったが、固体ロケットブースター(SRB-A)に不具合が見つかり22日に延期、その後さらに1段目のエンジンのバルブ駆動装置に不具合が見つかり交換のため再延期されていた。

情報収集衛星が2機搭載されるのは5号機と同様である。衛星が国防/軍事的な性質のものなので、安全保障上の問題から、打ち上げのライブ中継がされない点も5号機と同様であった。

打ち上げ価格中、ロケット側コストは約115億円とされている。同型のロケットのH-ⅡA・F3が102億円、F5が98億円とされているので、コストが跳ね上がった計算になるが、これは不調が頻発したためとみられる。このロケットには、ライブ中継用カメラなどは付けられていなかったようだ。

失敗

打ち上げ後、2本あるロケットブースター(SRB-A)のうち1本の分離に失敗した。

高度及び速度の不足を第二段(LE-5B)でも回復不可能と判断され、2003(平成15)年11月29日13:43:53(@238)に地上からの指令で破壊された。

SRB-A分離失敗は、何らかの理由で分離用の系統が損傷したものと考えられている。

原因究明のためにH-Ⅱロケット8号機の時と同様、海洋科学技術センター(JAMSTEC)の協力を得て海底探査を実施、ブースターの部品探しを行なったが、発見することは出来なかった。

SRB-A

反対の多かったNASDAからJAXAに組織変更してすぐの打ち上げだった。

このロケットに搭載された固体ロケットブースター(SRB-A)に書いてある組織名は、古いNASDAのままだった。JAXAに書き換えるための予算すら無かったらしい。

同型のロケット

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