US 708

読み：ゆーえす・ななぜろはち
外語：US 708

品詞：固有名詞

情報

座標(2000年分点)
- 赤経: 09h 33m 20.8630614743s (SIMBAD) [可視光]
- 赤緯: +44°17′05.503100302″ (SIMBAD) [可視光]
- 銀経: 175.9875367343042 (SIMBAD)
- 銀緯: +47.0515382204240 (SIMBAD)
所属
- 星座: おおぐま座
- 階層: 局部超銀河団→局部銀河群→銀河系→US 708
距離
- 約6万光年
- 赤方偏移: z=0.002364
  - 光が届くまでの時間: 約0.33億年 (z=0.002364から計算)
  - 実際の距離: 約0.33億光年 (z=0.002364から計算)

絶対等級(M_V): (該当資料なし)
等級
- 青色等級(B): 18.5等
- 黄色等級(V): 18.8等
- G等級(G): 18.9378±0.0029等
- u(AB)等級: 18.232±0.014等
- g(AB)等級: 18.645±0.008等
- r(AB)等級: 19.155±0.011等
- i(AB)等級: 19.524±0.018等
- z(AB)等級: 19.821±0.077等
スペクトル分類: sdOHe
視線速度(RV)=後退速度
- 708km/s(611.7km/cBeat) (SIMBAD)
- みかけの後退速度: 707.87km/s(611.6km/cBeat) (z=0.002364から計算)
- 実際の後退速度: 708.6km/s(612.2km/cBeat) (z=0.002364から計算)

銀河系の銀河ハローを1166km/s(1007.4km/cBeat)という猛スピードで飛行中の高温準矮星。

この星はどうやら元々は連星で、相方が超新星爆発(Ⅰa型超新星)したため弾き飛ばされたとみられる。元々の相方は太陽程度の質量を持った白色矮星で、このUS 708の外層を剥ぎ取り質量を増加させ、最終的に超新星爆発したと見られる。

在りし日には、US 708は主星である白色矮星の周囲を10分未満の速度で周回していたと見込まれ、それが超新星爆発によって高速で飛び出したということになる。