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マスターブートレコード

辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL)
読み:マスターブートレコード
外語:MBR: Master Boot Record 英語
品詞:名詞
2005/07/08 作成
2010/09/25 更新

ディスクドライブからの起動時、まず最初に読まれるディスクの領域。略してMBR。

ブートセクターとも呼ばれる、ディスクの物理的な先頭セクター(つまり、シリンダー0・ヘッド0・セクター1)にある。

PC/AT互換機の場合、標準的には1セクターは512バイトであるため、この512バイトに情報は詰め込まれている。

コンピューターの種類や、OS、ファイルシステム等により、その構造は異なっている。

構造

領域は大きく三つに分けられている。

マスターブートレコード
マスターブートレコード

プログラム領域

オフセット000〜445まではプログラム領域であり、オペレーティングシステム(OS)を読み込み起動させるためのプログラム(ブートストラップローダー)などが書き込まれている。

使用するOSによって内容を書き換えられるように、このような仕組みになっている。

但し、MS-DOSMicrosoft Windowsでは、プログラムだけでなく、BPB(BIOS Parameter Block)と呼ばれるOS管理情報テーブルが格納されている。

同一ディスク内にWindowsとLinux等をインストールし、Linuxをアンインストールした場合、MBRがそのままだとWindowsが正常に稼働しない。このような場合はMS-DOSか起動ディスクで起動し、"FDISK /MBR" というコマンドを実行することで、Windowsの標準のMBRになる。

パーティションテーブル

一つのボリュームは、複数のパーティションに区切って利用することができる。

オフセット446〜509までがパーティションテーブルで、一つのテーブルが16バイトで計4エントリある。

つまり、一台のディスクは(標準的には)最大4パーティションに区切ることが可能ということである。

なお、このパーティションテーブルは32ビットであり、大容量ドライブに対応することができない。このため、64ビット化されたOSから順次、GUIDパーティションテーブルに移行している。

ブートシグニチャ

末端にあるブートシグニチャはオフセット510〜511で計2バイト。

これはMBRが正当なものであることを示すためのデータが書かれていて、これは常に0xAA55である。

IBM PC/AT互換機等は、まずBIOSの自己診断機能POSTを実施し、周辺機器を認識した後に、ディスク(フロッピーディスクまたはハードディスク)のMBRを読み込んでOSの起動処理を開始する。

PC DOSは、元々メモリー32Kiバイト以上を想定して設計されていた。MBRは、その最上位アドレス0x7fffから1024バイト分を引いた0x7c00からに読み込まれ、実行される。

結果として、0x7c000から0x7dffの512バイトにMBRが置かれ、0x7e00から0x7fffまでの512バイトはブート時に使用されるデータ領域およびスタックに使われた。

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